死神の夢で会いましょう…

□不思議な少女
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職員 「はい!はい!分かったか

らね!教えてくれて、ありがとうね」


明らかに、適当にあしらおうとしてい

るのが分かった。



女の子 「もういいです…信じてく

れないなら、もういいです」


すごい勢いで走り去る女の子…


真波 「何か不思議な女の子

だったな」


芽愛 「真波、ちょっと仕事片

付けて置いてくれ」


真波 「はぁ!?お前…また、

ふざけ…って!おい!話を最後まで聞

けよな!!」


真波の制止を振りきりながら、女の子

を追いかける。何故、観覧車のことを

知っていたのかを、知りたいという気

持ちだけで走っていた。


芽愛 「ハァ…ハァ…やっと追い

ついた」


女の子 「ハァ…ハァ…あ、あの〜

何で追いかけて来るんですか?」


芽愛 「えっ?見えるんだ?私

のこと?」


女の子 「えぇ、まぁ…幽霊とか

か何かですか?」


芽愛 「幽霊かぁ…ちょっと違

うな…一応、死神なんだけどね」


女の子 「あぁ、それで観覧車

の所にいたんですか?」


芽愛 「お〜!よく覚えてる

ね〜」


女の子 「そりゃ、あんなに近

づいて来れば、記憶に残りますよ?

www」


芽愛 「あぁ〜皆に見えな

いから、いいかな〜と思って…」


真波 「おい!お前!!何やっ

てんだ!」


真波が怒鳴り散らしながら、走ってき

た。怖い顔を、浮かべている。


女の子 「さっき一緒にいた

人だ〜」


真波 「えっ?見えてんの

かよ?」


女の子 「はい!見えま

す。」


真波 「化け物も見えてた

のか?」



女の子 は にこやかにうなずいた。
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