鬼灯の冷徹の世界〜日常〜

□いつもと違う不思議な感情
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〜〜次の日〜〜

〜〜地獄の部署分け〜〜


めぐみ      「あっ、うちは衆合地獄だ!」



ただいま、自分の部署が書かれた書類を見ております。



かほち     「えっうそ!衆合地獄なの!?」


めぐみ     「うん…えっ?お前は?」


かほち     「阿鼻地獄なんだけど…」


めぐみ     「マジか!?阿鼻地獄とかwwwww」



なんと、見事に部署が分かれましたぁ〜しかも阿鼻地獄ww



かほち     「笑い事じゃねぇよ!」


めぐみ     「まあ、まあ、落ち着いてwww」


かほち     「なんでうち阿鼻なの!!」



私たちの部署を決めたのは、鬼灯様だ。鬼灯様は、なぜ…かほちを阿鼻に?




めぐみ     「鬼灯様は何かを感じ取ったんじゃない?ww」


かほち     「はぁ!?」



とりあえず、かほちを落ち着かせるために、適当なことを言っておこう!




めぐみ     「暴力的なとことか、見抜いてるんじゃね?wwまあいいじゃん〜食堂とかで会えるでしょ!」


かほち     「そういう問題じゃない!それに、部署が違ったら寮も離れるじゃん…」


めぐみ     「そう落ち込むなよ〜阿鼻に遊びに行ってやるから!な!」


かほち     「うん…」


めぐみ     「もう行かないと時間がっ!!後でね〜かほち〜」


 〜〜衆合地獄〜〜

お香     「あっ!新しく入ってきたこね?」


めぐみ    「は、はい!よろしくおねがいします!」


お香     「よろしくね(にこっ)」





優しそうに微笑む姿は、まるで天使な!お香さん!




お香      「皆の仕事を教えるわね」


めぐみ    「はい!」





お香さんに色々と教えてもらい、かなりの数の仕事をしました…疲れた…



めぐみ    「お、おうふ…疲れたな…」 




お香       「筋が良かったわよ〜午後の仕事も終わらすなんて、びっくりしちゃったわぁ〜疲れたでしょう?そろそろお昼にしましょうか?」


めぐみ    「はい!」


 〜〜食堂〜〜

めぐみ    「かほち!もう来てたの?」


かほち    「ね、ねぇ!これ見て!!」




 死ぬ前に使ってた携帯を指さす、かほち



めぐみ    「それがどうしたの?」


かほち    「今さっき!トミーからメールがきたんだよ!これ使えるんだよ!!」


めぐみ    「えっマジで!?なんでだよ?トリップする前に使ってたやつだよな?」


かほち    「 う、うん!これもネックレスの力とかだったりするのかな…?」




いまだに、どんなことが出来るか分からない。これから、徐々に色々な事が分かってくるのだろうか…?



めぐみ    「よくわかんねぇな…あっ!それでトミーなんだって?」


かほち     「 お昼になったら、こっちに来るって!」


めぐみ    「 えっ?なんで?白澤様、桃太郎いないの?」


かほち    「白澤様がいるからこそみたいだね〜ほら、写メついてるけど、見る?www」



 写メをみるとボッコボッコにされた、白澤様がうつっていた


 完全にノックアウトされてんじゃねぇか!おい!神獣!



めぐみ    「トミーにセクハラしようとして、返り討ちとかですかね…」


トミー    「ご名答!」


トミー以外  「うわあ!!」


トミー    「そんなに驚かなくてもwwww」


めぐみ    「ご、ごめん。そっちは楽しい?どう?」


トミー    「まぁ…セクハラを除けばな!www」


めぐみ    「そっか、あっ!後でその写メ送って!」




食事が終わり、みんな解散しようとしたとき。



トミー    「じゃあ、戻りますか!」


かほち    「ちょっと待って!うち、午後の仕事もうないから、ついていっていい?」


トミー    「いいよ!いこっか!」


めぐみ    「うち、行かなきゃいけないところがあるから…」




鬼灯様がいる世界に来たのだから!鬼灯様に会わないなんてもったいないよな!




トミー    「そっかぁ…じゃあまた今度遊びに来てね!」



 〜鬼灯様を捜索中〜


1?     「おまえなぁ…」


2?     「ごめん…」



あの人たちに鬼灯様の居場所を聞いてみるか…

 
めぐみ    「あの〜すいません…」


1?     「はい?なんですか?」


めぐみ    「あっ!か、唐瓜さんと茄子さんですよね」


唐瓜     「えっ?なんで名前…どっかであったことありましたっけ?」


茄子     「え?ないとおもうけどな?」

めぐみ    「会ったことはないんですけど、ずっと会いたかった人だったなので、つい…迷惑でしたか?(にこっ) 」


唐瓜     「ぜ、全然大丈夫ですよっ!///」


茄子     「唐瓜ィ〜?顔赤いよ?」


唐瓜     「えっ?」


めぐみ    「ホントだ大丈夫ですか?」




唐瓜さんの顔を覗き込むと 唐瓜さんが目を丸くした。具合悪いのかな?大丈夫かな?





唐瓜     「!? だ、大丈夫です///」


茄子     「あっ!鬼灯様!!」


鬼灯     「どうしたんですか?」


めぐみ    「唐瓜さんの顔が赤かったので…」


唐瓜     「もう大丈夫です!大丈夫ですから!それより、はやく行くぞ!」


茄子     「うん!じゃあね綺麗なお姉さん!!」


めぐみ    「ファ!?大声で、何言ってるのあのこ!///」



貴方たちの方が、よっぽど年上だろうが!お、お姉さんって…!


しかも、なんで大声であんなこと言えるんだ!?天然ってすごい…!茄子恐ろしいこ…!




鬼灯         「かわいいとおもいますよ?めぐみさんは」


めぐみ        「はい?」



何の話だ?何がかわいいって?今、幻聴が聞こえたぞ?




鬼灯         「めぐみさんは かわいいといったんですよ?」



私が、まったく理解していないことに気が付いたのか、鬼灯様はそういった。



めぐみ        「な、何言ってるんですか///」


鬼灯         「…」


な、なんだ!この人何が目的なんだ…!真顔で平然とあんなこと言うなんて

この無言タイムきついなぁ…なんか話題…変えよう…




めぐみ        「あっ!それより、鬼灯様のこと探してたんです!これを見せようと思って!」


鬼灯         「なんですか?   (!?)」



鬼灯様が一瞬驚いたような顔をした まぁ当たり前の反応だよ…だって今、見せているのは さっき送ってもらった白澤様がボッコボッコにされている写メだからね!


 

めぐみ        「白澤様がボコられてる写メです!元気が出るかなと思って…」


鬼灯         「悪くないですね…あいつのアホ面が良く撮れてますね。それより、こいつにあったんですか?」


めぐみ        「いえ!トミーがとってきたんです。」


鬼灯         「良かった…」



良かった?どういうこと?


鬼灯           「いえなんでもありません。メアドをおしえますので、その画像送ってくれますか?」


めぐみ          「は、はい!」


ほ、鬼灯様のメアド!やったぁぜ!ありがとう白澤様!会ったことないけど、あなたのおかげだ!



鬼灯様          「私はこれで。」


めぐみ          「はい!仕事頑張ってください!(にこ)」


    

―――私の横を、通り過ぎる鬼灯様の顔が、少しだけ 赤かった――― 
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