入口
□死の連鎖
1ページ/3ページ
飛行機事故から約6時間たった。
俺は自分の家に戻りベッドに横になっていた。
あの後、俺達は警察から詳しいことを聞かれまくった。
なぜ今日空港にいたのか、爆発の要因、そしてなぜ飛行機を降りたのか。
素直に言っても信じるわけないと分かっていた俺は急に体調が悪くなったからだと嘘をついた。
他の皆も忘れ物や不調を言い訳にしていた。
いろんな調査を行い、やっと警察から解放されたのはそれから4時間後のこと…
身体的にも精神的にも疲れた俺はリアに詳しいことは明日告げると言い残し家に戻ったのだった。
時計をみれば午後8時、
ベッドに横になったまま携帯を取りだし電話帳を開いた。
もしものために、共に降りたメンバーとメールアドレスを交換したのだ。
シフティーの幼なじみのミッシェルとシェリー、リアの隣に乗っていたアリアとマリア
しっかり登録されているのを確認し、携帯を近くに置き眠りについた。