ばらかもんたんぺん

□再開する主人公
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「……うおっやべっもう昼じゃん」

差し込んだ光に、ベッドから起き上がって何と無く時計を見てみる。

時刻は十二時ピッタリ。私の無駄にミラクルなこの体質は喜んでいいのだろうか悪いのだろうか……。

ベッドから降りて伸びをする。持ってきた荷物から適当な洋服を取り出すと、着替えた。

「確かおっきい荷物は明日届くんだっけ」

なにぶん急な決定だったから、私が軽い荷物まとめて東京出てきた後に、親に荷物まとめて送ってもらったんだよね。

ボーッとする頭の中に、清の顔が浮かんだ。

「……タオル取りに行かなきゃ」

軽く身支度を整え、持ってきた携帯食を食べながら清の家へと向かう。
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