雲に守られし月姫Ⅱ
□月姫と帰還
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結果基地は消えたけど、俺たちは京子ちゃんのお兄さんの持ってきたボンゴレリングのおかげで残った。
そして、
「この時代のボンゴレのボスから君達への贈り物だ。心して受けとってくれ！！」
そう言って入江さんからもらったのは、ボンゴレボックスだった。
その後、ボックス説明やXANXUSとの話、骸の生存について話した。
入江さんとスパナは、俺たちの仲間になった。
そして、アジトに帰ることになったとき…
ドゴォォン！！
「「「！？」」」
「きょ、恭さん！？」
「…………」
ヒバリさんが、残っていた壁の一部にトンファーをぶつけていた。
その頬には、やはりまだ涙の跡が残っていた。
「ヒバリさん…」
「無理もねぇ…」
「リボーン…」
「あいつは、誰よりも涼花を大切にしていた。そして、やっと感情が戻ってきたというのに…」
そして、そのままヒバリさんはどこかに歩き出した。
「恭さん、どちらへ！？」
「………一人にさせて」
そのまま、ヒバリさんはどこかに行ってしまった。