雲に守られし月姫
□月姫と退学クライシス
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今日も平和な並盛。
いつも通り、応接室で恭兄と静かに仕事を…
ドッカーン!!
『……!?』
……静かではなかった。
「うるさい」
『うん…』
恭兄、怒ってる…。
『……草壁』
「はい、なんでしょうか?」
『…何で、爆発音?』
「何でも涼花さんのクラスの人が、タイムカプセルを見つけなければ退学にされるとか」
『……退学に?』
「ええ、確か先生は根津です」
『……恭兄』
「どうしたの?」
『……その人、ムカつく。だから…いい?』
「うん、いいよ。何かあったら、僕も手伝うから。」
『……草壁』
「はい」
『……パソコン室、どこ?』
「では、案内します」
根津は、ムカつくからそろそろ退場してもらわなきゃ。
そして、草壁に案内されながらこれからのことを考えた。