雲に守られし月姫
□月姫と雲雀恭弥VS.ゴーラ・モスカ
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雲の守護者対決の戦闘フィールドは、クラウドグラウンド。
ガトリングや地雷などがあり、戦場のようなフィールド。
そして、いよいよ…
「それでは始めます。雲のリング、ゴーラ・モスカVS.雲雀恭弥。勝負開始!!!」
ガシャンッ!
ドウッ!
「な!?」
「飛んだ!!!」
ゴーラ・モスカは飛び、マシンガンを放つ。
けど…
『………勝った、ね』
ガキィィ!
ゴキャッ!
ドォン!!
「………」
恭兄はモスカの腕をもぎ取り、爆発させ、リングを一つに完成させた。
その光景に誰もが呆然としている。
「これいらない」
「へ?」
そう言ってチェルベッロにリングを渡す恭兄。
そして、
「さあ、おりておいでよ。そこの座ってる君」
「!」
「サル山のボス猿を咬み殺さないと、帰れないな」
「なぬ!」
「なぬじゃねーよ、タコ。それ以前にこの争奪戦、オレらの負け越しじゃん。どーすんだよ、ボースー」
XANXUSは、部下の言葉を無視しモスカを見る。
すると、何かを確認したかのようにその口許に笑みを浮かべた。