高黒 短編

□雷 高黒
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雷....













今日は高尾と黒子が一緒に下校する日。
だが 高尾がいつになっても来ないため黒子はしぶしぶと一人で帰ることにした。


高尾君、、、どうしたんでしょうか


黒子がそんなことを思い空を見上げていると丁度 頬に一粒の雫がおちてきた。
雨だと気づく頃には土砂降りな程に。


なんで こんなについていないんですか、、、 とにかくどこかで雨宿りをしなければ、、、あ、、、、


黒子の目に入ったのは とある公園にあるトンネルのような遊具だった――




、、、ふぅ とりあえずここで雨宿りでもしますか。
ところで 高尾君は大丈夫でしょうか、、、 まだ帰っていなかったとしたら 今頃 雨に濡れているのでは、、、








やっべー!!!! 土砂降りかよ、、、
テッちゃん帰ったかな? 委員会が長引いてすっげー遅れちったからなぁー今頃 家だといいけど、、、


そのころ高尾は 誠凛高校前で黒子がいないかと校内の様子を伺いながら雨の中を走っていた。
高尾がもうそろそろ 雨宿りした方がいいと思っていると土砂降りから雷も混じった。

ちょwwwwwやばいってこれwwwwww本気で雨宿りしなきゃwwwwwwwwあの公園でいいかな? 、、、ってアレ?


高尾が見つけたのは 公園の遊具から見えたこの土砂降りの水に濡れていつも以上に輝きをました水色の髪だった。




黒子が遊具で雨宿りをしてから 数分たったころ黒子は寝ていた。
目が覚めた頃には土砂降りと雷、、、。
黒子は雷が苦手だ。 今日に限って雷の音を紛らわすための音楽プレーヤーを忘れていた。 どうしようもなく 体育すわりで微かに震えながらも雷がやむのを待っていた黒子に一人の足音が近づいた、、、。


、、、ん 、、、ゃん? 、、、ちゃん! テッちゃん!!!!「え、、、」
「え じゃねえよ!! 大丈夫!?」
「た、高尾君?」
「うん、、、 大丈夫? テッちゃん服びしょびしょだし、、、震えてるけど」
「、、、あっ、、、はい。 、、、ありがとうございます。 高尾君こそ びしょびしょですよ?」
「よかった、、、 あー?オレはいいの ほらオレの上着 バックの中だから濡れてないからこれ着て?」
、、、これは 夢でしょうか? 高尾君が来てくれるなんて、、、頭がボーっとしますし きっとボク寝てるんでしょうね。
「テッちゃん? まだ震えてるけど、、、もしかして、、、 雷 、、苦手?」
「ビクッ!!、、、、、、」
「、、、、、、、、、、、、」
「、、、、、、、、、、、、、、、」
「、、、テッちゃん?」
「、、そ、、、ぅです、、、」
「なら 余計駄目だろ!? 教えてくんなきゃ、、、オレが遅れたのが一番悪いけど、、ってか テッちゃん聞こえてる? あっつ!!!」
「、、、、、、?」
「テッちゃん!?!? 聞こえてる!?オレの言ってることわかる!?!?」



どうしてでしょうか、、、高尾君の声が聞こえなく、、、あれ 視界が歪んで、、、あ、夢が覚めるんですかね、、、せっかく高尾君に会えたというのに、、、残念です、、、


黒子の意識が飛びそうになっても高尾は黒子を呼びかけるがそれも なんの意味もなく黒子は眠りについた。







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、、、続きますね これww

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