落書き
□ドーナツホール
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にーどいさやちゃん
好きだよ、って、言われた。
付き合ってよ、って、言われた。
あの、さやちゃんに。
さやちゃんも恋をするんだなぁ、なんて思って、びっくりした。
その相手がはるひだってことには、大して疑問も違和感もなかったけど。
さやちゃんの「好き」は、はるひの「好き」と、同じなんだろうか。
さやちゃんははるひの「好き」を理解して、普通の恋愛が出来るんだろうか。
いろんな不安がある。
さやちゃんのことが大好きだから、その不安は次々に出てきて、消えてくれない。
さやちゃんのことが大好きだから。
でも、だから、明日、さやちゃんの前には、
「はるひも好き。」
って答えるはるひがいるんだろう。