落書き
□M
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素肌のなな子を、素肌で抱きしめて、ちょっとびっくりした。
こんなに柔らかいんだ…。
白くてふわふわで、なのにしっかりした体。
ぎゅってしたら、予想以上の力でぎゅってし返された。
「もっと、触っていい?」
「…うん」
首筋に吸い付いて、もう一回、ぎゅってしてみた。
「大丈夫だよ、もっと、めちゃくちゃにしても、いいよ。」
途切れ途切れの言葉たちに、はるひの余裕は崩されてった。
あぁ、なな子、好きだよ。
溢れてく想いを受け止めるように、なな子ははるひを引き寄せた。