落書き

□M
2ページ/2ページ


素肌のなな子を、素肌で抱きしめて、ちょっとびっくりした。



こんなに柔らかいんだ…。



白くてふわふわで、なのにしっかりした体。

ぎゅってしたら、予想以上の力でぎゅってし返された。



「もっと、触っていい?」
「…うん」



首筋に吸い付いて、もう一回、ぎゅってしてみた。



「大丈夫だよ、もっと、めちゃくちゃにしても、いいよ。」



途切れ途切れの言葉たちに、はるひの余裕は崩されてった。





あぁ、なな子、好きだよ。

溢れてく想いを受け止めるように、なな子ははるひを引き寄せた。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ