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こっそりひっそり。

2人だけの秘密。



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02/03(Tue) 12:48
011
ロビン

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02/04(Wed) 16:49
時世



ぐぉおおおあああああああああああああああァ!!!


無理、無理、マジ無理ッ!

死ぬ、もうダメ死ぬっ…!

死ななくても気絶しちゃいそうだぁあああ熱い!!


大体、男ってだけでも無理なのに、無理なのに!

知り合いとか、も、……っ最悪じゃん………



「ぅう…メンドクサイ患者ですみません……」

「別にいいよ、何でも最初は躊躇うモノだろうから。
でも大人しく良い子でね」

「(ひぃ、近いよぅ……な、なんか、ほんと、し、しぬんじゃあないか私)」



駄目だ、これ、ダメだ、私の頭が破廉恥なのか…!?


なんかからかわれてるっぽいし……い、いや。

私の緊張を解こうとしてくれてるんだろうが、でも、でも、…だってえぇええええェー……!!


正直、マジもんの羞恥プレイな気分だよ。


ああ、わかった、私の頭が“ハレンチ”なんだ、それでいいわ畜生。

医者とはいえ、とはいえ…医療行為とはいえ……いやわかってるんだ、わかってるんだけどね!?



「そうだね、こっちは……大丈夫そうだけど。
ちょっと、見てる?」

「大人しくしてるんでもうラファエルさんに…先生に全部任せます……」(グッタリ)

「いやいや、一応君にも確認して貰わないと。ほら」



顔も頭も熱い沸騰するわド畜生がッ…!!

あまりの羞恥にまた顔覆ってたら追い討ちくらった。
いいじゃん見てもわからないよ私そんなの…っ、
いいから早く必要な情報とったら、その、あの、………兎に角中のモンとってよぅ………!(泣)

なに、子供つれてる人達って皆こんな辱しめ受けてンの……!!!

っていうか私はもう、何で此処にいるんだろう、なんかもう、いっぱいいっぱいすぎて体調不良どこいったなんだけど。←



「うぅ……そうっすね、私で長々時間食う訳にはいきませんもんね…私は次は、どんな辱しめを受ければ良いのでしょうか……」

「ハイハイ軽口叩けるなら平気だね」

「大体妊娠疑われるとか……まぁ、ラファエルさんでよかったか……」



それこそリゾットがな。
うっかり話漏れたらヤバイから………でも。

あぁああ何で私は知り合いに股開いてんだよ……?

いや、仕方ないんだ上記の理由もあるし、
それでも淡々と事務的だったら此処まで恥ずかしくはないんだろうが、

こう、こんな調子だと……






公然セクハラ受けてる気分なんだぜ…………ッ!

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02/05(Thu) 13:40
ロビン





いやぁ、セクハラ楽しいなぁ←



…んなわけないでしょ。

いやちょっと楽しいけど。

エコーを引き抜いて、検体を取る。

別に興味も無かったのかもはや小さく呻くだけの彼女だったから、スムーズに進んで何よりだよ。

私用で財団は使えない。

外部機関も怪しいしね。

仕方ないから自分でやるか…あっちの自宅に帰って。

あそこに帰るのは久しぶりだよ。

幸いなことに、明日はお休みだし。



「せ、先生…?」

「――あ、うん。なぁに?」



若干赤味が引いてきたみたい。

咲は僕を窺うけど、はて、何だろう?



「お、終わり…ですか?」

「んー、残念。最後に触診だよ。」

「――…は?…え?えぇぇッ!!?し、ししし触診ンッ!!?」

「そ、触診。あぁ、手袋してるから衛生面は心配ないよ。」

「そォーゆー話じゃあなくて!!」

「??」

「だからあのッ、そ、そのッ…」

「あ、またいやらしいこと考えてる。好きだねぇーそういうの。」

「ちっがァーーーうッ!!」

「どっちでもいいけど早く終わらせたいなら良い子にね。あ、ご褒美あげようか?子供に大人気、僕の襟足もふもふエクスペリエンス――」

「やります、武士に二言は無い。」

「左様か。ソレガシしかと承ったでゴザル。」



冗談言いながら、咲の中にゆっくり指を入れる。

まぁぶっちゃけ触診なんてしなくてもいいんだけどね←

色々と可哀想な自分へのご褒美っていうか。

…いいや、ちゃんとやろう。

ちょっと腹部を押さえながら、何度か内壁をなぞる。

入れる時と抜く時で感触が違うから、…あ。



「咲、」

「はい…?」

「ココ、気持ちよかったんでしょ?」



身体が反応するなんて、いいなぁ。

僕にもやらせてよ。

…なんて、言えないんだけどさ。

また真っ赤になって、今度は泣きそうな顔して怒ってる。

いいじゃない、女性の身体は神秘的で素敵だと思うよ。



「お医者さんプレイが好きなの?」

「ンなわけあるか!!」

「なーんだ、このまま押し倒しちゃおうかと思ったのに。」

「ふ、ふざけてる場合か畜生!!」

「…あぁ、そうだね。ごめんね。異常は無いみたい。抜くよ。」



結構、なけなしの勇気を振り絞ったつもりだったんだけど。

伝わらないよね。

わかってたよ。





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02/07(Sat) 19:03
時世




「………終わり?です?…今度こそ?」

「うん、…これで終わり。………なんだいその目」

「いや、もう落とされるの嫌なんで警戒を」

「やだなホントだよ。はいお疲れさま」

「あ……はい、あ、ありが…いや、グラッツェ。
(いよっしゃあぁあああ!解放うぅ!!!)」



診察室?で。

なんとか診察?検査?は終わったらしい。
開いていた足を閉じた時、何故か凄く凹んだ。

ガチで辱しめられた気分だよ、本気で疲れた……。

いや、私はねっころがってただけだけどね!

 精 神 的 に ね!

……………全俺がレんだ。
だって内診とか寝耳に水だし触診とか(ry
医者で医療行為であることは認めるが言葉は明らかにセクハラだったよな……!

自意識過剰?

私の過剰反応なのかな…?

子供つれてる人達はこんなんやって産んでるんだもんなぁ………



「はぁー……」



なんか貧血の薬を処方してくれるらしいので、取り敢えず更に待つ最中。

悶々と頭を抱えてたんだ、一人。

何やってんだろ、なんて。

だって妊娠?まさかだろ?
これが噂の悪阻ってヤツ?
ただ検査しただけで、決まった訳じゃあないし?
ナイナイ、あってたまるか……ないよね?


今更。


…だって、それって、

――――くっそ、このやるかたない腹立たしさを何処にやればいいんだ……!!

病院勧めたフィレンツェさんに八つ当たり……いや、いかんこの上更に倍返しで辱しめられる未来しか見えん、却下。

しかし連絡は入れとこうかな、終わっ……



『…もう二度とやりたくないです……』

『あ、次の予約決めてってもいいよ』

『つ、つつ次ィッ?!!』

『検査だけしても意味ないじゃない。結果見ないでどうするのさ』

『そ、そうですよね、結果聞きにくる“だけ”ですよね!わかりました!』

『他に、あ、なんだ気に入ったの?やっぱり君『辱しめるにも程がある…!!』



…………orz os2 OTZ

終わったけど終わってねぇんだよなド畜生が。

別れ際の会話でまた病院くるはめになることが発覚した訳だ。
畜生、やっぱ掛かり付けの“女医”さん探そう……。

フィレンツェさんは兎に角リゾット達にはやっぱり今日のことは黙っておいて、

でも聞かれたら、素直に病院には行ったと認めよう。
それで、取り敢えず貧血の薬を貰ったとだけ、言えばいいね。

………いい、よね?

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03/17(Tue) 02:44
ロビン






「…そう。まぁそうだろうね。」



―――夜。

ラファエルから受けた着信に、急いた気持ちを落ち着かせて。

“聞き間違い”であってくれれば尚良かったのだけど、やはりそうもいかないようだ。



「で、いつ頃わかる?」

『早ければ明日、遅くても来週中かな。あぁ、咲が来週予約してったから。』

「そう。」

『…………あのさ――』

「じゃあわかり次第連絡を。」

「――…うん。」



適当に挨拶を交わし、無理やり終わらせたこの会話。

続けていれば彼が血迷うかもしれない。

そう思った。

だから。



「…クソ。」



ソファに投げ出した身体はやけに重たくて。


見上げた天井はやけに遠くて。


何気なく逸らした視線の先にあったドアが、なぜだか急に悲しく思えて。



(………“独り”か…)



ツラいとか寂しいとか、もうそろそろ面倒くさいのになぁ。

でもどういうわけか、――多分、生きている限りはこの手の感情が付きまとうんだろう。

そう覚悟したからこそだったし後悔は、



「――…、あー、あー、あああああ」



思考を遮る“音”が欲しい。

邪魔なくらい暴力的で、引き込まれるくらいとびきり中毒性のあるヤツを。

逃げ出したい。

今だけでいいから。



「ああああああッ!!ああ!!アァーッ!!」



許せなかったり、妥協したり、諦めたくせに悲しんだり、もううんざりしているのに。

今まで、ずっと。

恐らく変わらずにこれからも。

ずっと。






ずっとね。






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