LOVE TAKE
□take7
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ガラリと空いた和斗の部屋。
和斗と俺の写真をリビングの棚に飾ってあったのに、その写真が今はない。
何で飾るんだよと怒ったら『いいだろ、別に♪』と満面の笑みでかえした和斗。
和斗との思い出が和斗が存在していたという証拠が1つも残っていない。
「本当に…いないんだな」
―この家ってこんなに広かったっけ?
プツリと何かキレた音がした。
「あぁ"―もう!!勝手に来て勝手に帰るてか何様のつもりだ!!しかも、何も言わないで出てくとか……このバ和斗!!」
優が、暴れているとどこからかヒラリと何かが落ちた。
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