小説部屋1
□引っ越し?
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”6月下旬・都内某マンション”
遥「………かたずかないね」
春「うん……思っていたより物が多いね」
どうも…二代目AKBの兄に就任した宮澤春人と申します
ただいまの時刻……夜の10:30、こんな夜遅くに何をしてるかって?
それは……引っ越しの荷物作りをしているのである!!
遥香と同棲してから8か月……色々と物が増えてッいろんな意味で賑やかになっている
収納しようにももうスペースがなく……正直困っていた
そこで閃きましたっ物をかたずけるついでに…引っ越ししようと!
遥香と話してッどういう場所に引っ越そうかと考えた結果……静かで落ち着いた場所が良いという結論に至りました
運が良いことに…以前自由さんから教えてもらった場所に良い物件があってッそこに引っ越すことに決めました
手続きを済ませッ引っ越し屋さんにもお願いをしッ準備万全……と思っていた
だが引っ越し前日……荷物作りが全く終わっていないことに気づいた
俺も遥香も仕事がここ最近忙しかったため……そのことに気づくことが出来なかった
だからこんな夜遅くから引っ越しの荷造りをしなくてはいけないのだ
春「……まずは要る物と要らない者を分けようか」
遥「そうだね……」
春「これと…これはいらないっと……あっこれ前々から捨てようと思ってなんだよな」
遥「要る…要る要る……あっこれも要る」
春「ぱる……その空の空き缶要る?」
遥「えっ…ダメ?」
春「普通飲んで無くなったら捨てるでしょ」
遥「この空き缶……ピカピカしてて綺麗じゃない?」
春「そんなこと考えたら何も捨てられないでしょっ」
遥「うぅぅ〜〜」
春「ぱるよ……人間っ時には非情にならねばならんのだ」
遥「……そうか……そうだよね……別れは惜しいけど……この空き缶さんとはさよならだね」
春「……これ……終われるかな?」
なんとか要る物と要らない物を分け終わった
その後、遥香は要る物をダンボールに詰めッ春人は要らない者が詰まったビニール袋を捨てに行く
”数十分後”
春「はぁ…はぁ……疲れた」
遥「春人ッ息荒いけど大丈夫!!?」
春「うん……はぁぁ〜…もっと体力付けないとッこのままじゃ運動神経悪いキャラまで受け継がなくちゃいけなくなる」
”桐生拓也家”
拓「ヘックシュンッ…夏風邪ひいたかな?」
”宮澤春人家”
春「よぉしっ次は服の整理だ」
遥「服は小さいから楽だよねぇ」
春「そだね……あっ……ぱるの下着////」
遥「ちょっ…止めてよ恥ずかしい////」
春「ごっごめん……ここはぱるがやって////」
遥「うん////」
照れながらッ2人は服を手際よく整理していき、わずか30分で服をダンボールに詰め終わった
春「よしッ」
遥「上着は引っ越し屋さんが持ってきてくれる専用の箱に入れれば良いんだよね?」
春「そうっ」
遥「そっかぁ……じゃあこれで終わり?」
春「まだだ……まだ冷蔵庫に曲者がある!!」
遥「あっ……そうか…」
春「ぱる……覚悟してかかるよ」
遥「……うんっ」
2人は意を決して冷蔵庫の中に眠っているモノを取り出していく
幸い…春人は良く料理をするためっ食材等はほとんど入っていなかった
だが……使いきれない調味料や賞味期限が切れたモノなど…その他の曲者が残っていた
春「うわぁっこのチーズ賞味期限は2013年の12月だって……見過ごしてたぁぁ」
遥「うぅっ……このカレーなんか臭うよぉぉ」
春「うわくっさっ何だよもぉぉ〜〜」
遥「春人春人っこれ……」
春「うぅっ……出たなコチュジャン!!」
遥「どうする…これ?」
春「瓶ごと捨てるわけにはいかない……中身全部出すぞ!!」
この後……ちょっとした修羅場を迎え、2人は戦意をはぎ取られたのだった