小説部屋1

□皇 朱雀の相談部屋
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 ”皇 朱雀の相談部屋”




朱「あぁ〜あ…とうとう30歳になってしまった……俺も老けたよなぁ〜〜」




 ”コンコンッ”




朱「はいはいっ開いてるからどうぞ」




 ”ガチャッ”




音「失礼します…」




朱「おぉ音弥っ」




音「お疲れ様です朱雀さん」




朱「お疲れっまぁ座りなよ」




音「はいっ失礼します」











 とある保健室のようなスタジオのセット、そこにはキングダムプロダクション1期生の皇 朱雀がいた




 と…そのセットに取り付けてある扉を開け、キングダムプロダクション5期生の桜庭音弥が現れた




 音弥は朱雀に一礼し、用意されていた椅子に座る












朱「なんか……お前と1対1って初めてじゃない?」




音「そうですね……朱雀さんと2人だけっていうのは確かに初めてです」




朱「ここんとこ拓也にしごかれてるみたいじゃない」




音「そうですよっ本当にキツくて大変なんですよ!!あの人はなんであんな滅茶苦茶な無茶ぶりを要求するんですか!!?」




朱「しょうがない…それがあいつだから」




音「巻き込まれる俺たちの身にもなってくださいよ」




朱「あれが拓也なりの愛情表現だからな……まっ諦めろ」




音「そんなぁ……」











 後輩の訴えを優しい顔でスパッと流した朱雀であった











朱「んでっ…最近どうなの?なんか女の子関係で大分荒れてるみたいじゃない」




音「うぅっ……そっそれはぁ……」




朱「お前ってそんなにモテてたっけ?」




音「俺自身もビックリしてるんですよ、第1回の暴露大合戦で色々とあって以降……何故か急に色んなメンバーから好意を持たれ始めたんですよ」




朱「ちなみにいま現在ッお前に好意を持ってるメンバーをまとめてみたよ」



 
・AKB48=峯岸みなみ・小笠原茉由・中西智代梨・向井地美音・込山榛香・土保瑞希・達家真姫宝

・SKE48=木下有希子・斎藤真木子・竹内舞・江籠裕奈・市野成美

・NMB48=渋谷凪咲




音「嘘ぉっこんなに!!!?」




朱「主に次の世代を担う若手メンバーが多いな……てかなんでこの中に峯岸がいるの?」




音「知らないですよっ」




朱「ふぅ〜〜ん……けどそうそうたるメンバーだね」




音「本当…俺には勿体無いですよ」




朱「この中で一番仲良いのって誰なの?」




音「やっぱ子役の時に一緒にお仕事してる向井地美音ちゃんです」




朱「あぁ〜この子かッアンフェアで篠原涼子さんの娘さん役やってた子って」




音「そうですそうですっ」




朱「うわぁぁ……すっごい美人になったね」




音「俺もビックリしてます、ここまで可愛くなるなって……」




朱「お前なにサラッと言ってるんだよ」




音「率直な感想ですよ」




朱「……うぉっグラビアめっちゃセクシーだね」




音「グラビア写真まであるんですか!!?」




朱「ほぉぉ……そうとうなボインちゃんだね」




音「止めてくださいよっ美音ちゃんをそんな風に見ないでください!!」




朱「これ見せたら世の男性みんなそう思うぞ」




音「それでもダメですっ」











 必死になって朱雀が持ってる写真を奪い取り、すぐにセットの裏に隠す音弥であった










朱「美音ちゃんとは付き合い長いの?」




音「美音ちゃんが子役の時からの付き合いですからね……ゆりあよりも長いですよ」




朱「会ってどういう話するの?」




音「俺が”最近どう?”みたいなこと聞いてからいろいろ話しますね」




朱「”最近どう?”て…何それッ妹を心配する兄じゃんか」




音「まさにそうですよっ美音ちゃんのことが心配で心配で……」




朱「鬱陶しく思わないのかな……」




音「むしろ会うたびに笑顔で抱きついてきます」




朱「抱き着く!!?ちょっと待て…美音ちゃんっていまいくつ?」




音「16歳ですよ」




朱「お前は?」




音「19歳です」




朱「青春満喫中の学生かっ!!」




音「いやっそれは俺と美音ちゃんのスキンシップというか…コミュニケーションの一種ですよ」




朱「マジかよ……じゃあ抱き着かれるたびに柔らかい感触を感じてるわけか」




音「だから止めてくださいって!!」




 
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