アリスの世界へ

□毛利レオ
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蜜柑ちゃんが来てからの月日はあっという間に過ぎで、アリス祭が目の前に近づいてきました。





明「うん♪今年もこの季節がやってきたね♪」



学園の中でも1位2位を争う位の大規模なイベントアリス祭は、私が毎年楽しみにしているイベントの輝かしい第一位だ。



明「(危力系は、参加できないのは残念だけど…、見て楽しむっていう方法もあるよね!)」



ナル「あ。いたいた。おーい!」



明「え?あ。ナル!」


そこには、今日も今日とて奇抜な格好をしたナルが立っていた。


ナル「明日香、よかった。丁度探してたんだよ。」


明「え?どうしたの?」


ナル「実はね…ここだけの話…………………と、いうわけなんだ。頼めるかな?」


明「えぇぇぇぇぇ!?レオ……!」


ナル「しぃー!声が大きい!」


鳴海によって、口を手で塞がれた明日香。


明「んーん!んんん!!」


苦しいー!と、鳴海の腕の中で暴れる。


ナル「あ。ごめん…汗」


明「ぷはっ!」


ナル「で…。頼めるかな?」


明「うん!もちろん!」


ナル「……そっか。じゃぁ、明日寮に迎に行くから。」


明「はーい!あ。私、ジンジンに呼ばれてるんだ…。じゃぁ、ナルまたね!」










→鳴海side
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