筑波嶺の

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目が覚めたらフランくんが消えてたらどうしよう…

なんて心配を嘲笑うかのようにフランくんが隣で眠っていた


「本当にトリップしたんだな」


しかもトリップした先がフランくんの部屋とかラッキーすぎるでしょ





















「…ん…」

「!?///////(何!?無駄にセクシーだな」

「んー」


寝ぼけているのか私を抱き枕扱いをしてきた
心臓がもたないので抜け出そうとするが抜けない



「(ヤバイヤバイ近すぎて心臓がもたない///」







一瞬出れたが腕を引っ張られて
再びフランくんの腕の中



「………」


































……これ起きてね?
フランさん起きてね?


「あの…」

「………」


「おはようございます」

「チッ…おはようございますー」

「…(舌打ちって…」






フランくんは立ち上がって洗面所へいく


私は二度寝をしようと思い布団をかぶる


















「起きて下さいー」

「…ん?」



「二度寝とかうらやましいのでやめて下さいー」





「…」












ゴッ


「おはようございます!」

「おはようございますー」



あっぶねー!!!!!!!!
私の顔すれすれのところを殴りました、この人!!!!!!!!!!!
気のせいかベッドへこんでない?





「もうすぐ朝食ですからこれに着替えておいて下さいー」

「はい!」







元気よく返事したところまではよかったんだけどな…


ナチュラルに渡されたそれは普通の服でもなくメイド服でもない





















チャイナ服でした


「じゃあミー朝食食べてきますねー」

「え、あの!ちょ!」
















「……ちょっとくらい待ってくれたってよくない?」



仕方ない。言いたいことはあとにしよう。
今着てる服は借り物だし、着ないと後が怖いし。
別に私が着たいとかではないから
うん。



「うわ。ぴったりだ」









…やっぱりあれだね。可愛い人が着るべきだよね
京子ちゃんとかはるとか

あ!ビヤンキさんが着たらセクシーだろうなうん。リボーンもツナもメロメロだね


「はぁ…」


私ではフランくんをメロメロにできないだろうな


「まぁいいけどね」










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