初恋のお部屋
□誰にも負けない!
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「はぁ…」
「どうしたんだよ、さっきからため息ばっかりついて。」
無意識のうちにため息を漏らしていたようだ。
「いえ、なんでもな……くないです。」
「うん。どうした?」
これは言ってもいいのかな?どうしようと悩んでいると
「早く言わないと今からヤるぞ」
となんとも物騒な発言をした。
「あの、、、また会社で七光りとか、コネ入社とか言われて……
俺って周りになにも勝てることないんじゃないかって思って。」
「お前は誰よりも頑張ってる!もし誰も認めてくれなくても、俺だけは認めてるから。だから心配すんな!律ならきっと大丈夫だよ。」
俺と2人だけのときに見せてくれる優しい笑顔を向けてくれる。
た、高野さん!すごくかっこいい///
「あ、ありがとうございます。」
「どーいたしまして。」
「それと、、、お前誰にも負けないことあるぞ。」
「えっ?なんですか??」
「俺を愛する気持ち。」
さっきと違ってニヤけた顔を見せてくる。
「////な、な、なに言ってるんですか!」
「俺も、律を愛する気持ちなら誰にも負けねーぞ!」
と聞こえたのは気のせいだとおもうことにしよう。
END