Short
□にゃあ
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朝起きたら黒子が猫になっていた!!!
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昨日は何もなかったはずだ。
一緒に学校行って、バスケして、マジバ行って、帰ってきた。
一緒に飯食って、風呂入ってたわいもない話をして、そして一緒のベッドで寝た。
いつも通りに過ごしたはずだ。
それなのに…朝起きて黒子を起こそうと思って振り向くと、水色の髪と同じ色の猫耳がちょこんと生えていた。もしかしてと思って布団をはがしてしたも見ると、耳と同じ水色の尻尾が…!
どうすればいいのだろう…
そんなことをしていると黒子がゆっくり目を覚ました。
「黒、子!どっか痛いとことかないか??」
「…にゃぁ」
俺の問いかけに黒子は可愛らしく小首を傾げて鳴いた。
(やべぇ、ちょーー可愛い///)
「もしかして、お前、言葉もわかんねぇのか?」
「にゃぅ」
そう答えてから自分の指をちゅーちゅー吸いだした。
どうやらお腹が減っているようだ。
火神もそれがわかったらしくご飯を用意しようとするが…
「お前、、なに食うんだ!!!?」
結局火神は牛乳を少し温めて飲ませることにした。
「ほらよ。」
皿に入れて渡してやると少し戸惑いながらもぺろぺろと舐め始めた。
「どうだ?うまいか?」
「にゃぁう」
普段少食の黒子はどうやら猫になっても変わらないらしい。
ミルクを半分ほど飲んだところで皿から離れソファの上でまるくなった。
火神は皿を洗い今日が休日でよかったと心底思った。