book1

□聖夜の夜に
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「ほんまきれいやなー…」
イルミネーションのトンネルの中手をつないで歩いた
「…んでも山田よりは綺麗じゃあらへん」
……/////////
「彩、そういうお世辞はいらんで!!//」
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「山田、ここ入るで?」
彩は手をぐいっと引っ張りレストランの中へ入る
「えっ…ちょっと…」
イルミネーションまたあるで?
そして彩は店の人に、
「予約してた山本です」
と言い、案内されている席に向かう
個室に入ると
するとそこには…
一つの小さめのケーキ
上にろうそくが乗っている
「山田、いつもありがとう…」
彩、こんなの用意してくれてたん!!
ほんま帰らなくてよかったー!!笑
薄暗い店にろうそくの光、店内のイルミネーションケーキのろうそくの光が輝いていてほんま綺麗や…
しかも目の前には世界で一番好きな彩
さっき見てきたイルミネーションより何百倍、ううん何千倍も綺麗や…
--
ゆっくり喋りながらケーキを食べ終わると、そろそろか…と彩が言う
……なんやろ?

彩のバックの中から何か小さな箱を取り出す
「……山田……メリークリスマス」
その瞬間外から25日を告げるベルの音が鳴り響く
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