book1

□クリスマスの再開
1ページ/2ページ

今日はなんば女子高2-1のクリスマスパーティー!
お金持ちの、みるるんこと白間美瑠がパーティー会場を貸し切ってくれて、衣装も借りてくれた
衣装は各自決める
「なぁ、彩さんこれ着てよー!」
「こっちも似合うで!!」
…彩さんはクラスの人気者でカッコイい…
いわゆるイケメン系女子//
…私も好きなんだけど、毎回周りの子に先にとられちゃうんだよね…笑
今周りにいる女の子は、かなきちこと門脇佳奈子ちゃん
アカリンこと吉田朱里ちゃん
なつみんこと山岸奈津美ちゃん
しゅうこと薮下柊ちゃんとかとか…
みんなかわいい子だけど私が一番か•わ•い•い(はあと)
私、?みるきーこと渡辺美優紀♪
私に落ちないイケメンはおらへんで♪
クリスマスに落とすって最高やん♪
いざ、しゅつじーん♪♪
…私このピンクのドレスで。
---
彩さんが会場に入ってくると歓声ー
真っ白なスーツに身を包んで
…いけめん
一足先に会場入りしたあいりこと谷川愛梨ちゃんもイケメンやけど、やっぱ私には彩さんや//
彩さんの周りにはもう大勢の女子が…
「あーあ…また出遅れちゃった…」
しかもなんか1人ぼっち…
はあ…
彩さん落とすとか言ってパーティーなんて来るんじゃなかった…
もういいや、廊下行こ…
--
はぁ…寂しいクリスマス…
「なぁ、みるきーやろ?」
低音で耳に響く声振り向くと…
「彩さん!…どうして?みんなは?」
「……ちょっと人数多すぎて…疲れた笑」
彩さんってすごいサービス聞いてくれるって言う人なのにこんなこと思ってたんだ笑

「……じゃあ、私だけなら、言ったことやってくれる?」
彩さんは「ええよ」とすんなり答えた
「…みるきー好きやでって耳元で言って//」
「なんや、みるきーも私んこと笑」って笑いながら
真剣な顔になって
「みるきー好きやで」と耳元で囁いてくれた
「………////」
「リクエストしといて照れるんやな笑、今からコーヒー自販機に買いに行くのついてきてくれへん?…あの会場コーヒーあらへん…笑」
「もちろん、ええで//ていうかついていくで笑」
彩さんは笑って行こっと言った
--
「ていうか、みるきーと喋るの初めて?」
彩さんはコーヒーを飲みながら言った
「彩さんわかんないと思うんやけど、一回私彩さんの消しゴム拾った時にありがとうって言ってもらってる笑」
「えええ!!細か!!笑」
彩さんの飲んでるコーヒーをまじまじと見ていると、飲む?って彩さん
飲みたいけど…
「バレたらクラスの子達に…」
「大丈夫や、私が上げるゆーてんねん、ほら」
と言い缶コーヒーを手渡してくれた
缶コーヒーからはコーヒーの苦さの他にほんのり甘い匂いがした
「これって間接キスやな、彩さんとできるとかラッキーすぎるやろ笑」
と言ってみた
彩さんはさっきみたいに笑ってくれるのかと思いきや、真顔で
「もっとラッキーなことしてあげる」と言い
顔を近づけてくる
10センチ…5センチ…1センチ…
彩さんとの距離は0になった
「……ぷはあ…彩さんこんなこと他の子にもするん?」
「せーへん。」
「じゃあ、どうして…」
「みぃのことが好きだからに決まってんだろ//」
みぃ…??その呼び方は昔…幼稚園の頃年中で引っ越ししてしまった…
「さーちゃん!!」
「せやで」と彩さんは笑った
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ