book〜リクエスト〜

□1日だけ
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とんっとんっ!
誰かいる?
キッチンを覗くと野菜を切るみるきーがいた
起きた私に気づくと
「彩おはよ!」とニコニコ笑顔
みるきー…
「もう帰ってもええんやで?」
声が震えた
「彩は私の事嫌いなん?」
「いいや、好き」
「ならええやん!」
と言い野菜を切り進める
そして朝ご飯のサラダができると、私に近づいてきた
「私、彩のことほんまに好きやで」
「…っつ!」
「だから付き合って欲しい」
えっ…
みるきーは進める
「ただ一つ条件があんねん…あの怖い人たちと関わらないで?あと授業ちゃんと出て?…彩…返事は…??」
……
「こちらこそ、付き合ってください…」

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それから3ヶ月の月日が流れた
みるきーは私の家に居候し、私もちゃんと授業を受けるようになり、みるきーのおかげでクラスにも馴染めた
仲間の連絡先はあのあとすぐに消して、3日午
後にケータイの番号もメアドも変えた
…ほんまみるきーには感謝や…
好きやで
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