book〜リクエスト〜

□1日だけ
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「助けてあげたお礼はせなアカンよなぁー?」
渡辺は小さく頷いた
「それじゃ渡辺は今日私の彼女!」
それじゃあと引き換えそうとすると
渡辺が袖を掴む
「カレカノなら私のことみるきーって呼んでな」
みるきー…
飴ちゃんか笑
「あと…カレカノなら…今日彩の家にお泊まりしたい」
え、アホやろ…なんで…?襲っていた奴らの頭やで?笑
--
たまたま私もみるきーも1人暮らし
「彩…パジャマと下着貸して…」
そっかないんやな…
「あんまりみんなよ…」
と言って手渡すと、
「わぁー!!かわいい!!」
と言って広げる
「…バカっ!」
と言ってみるきーの頭を軽くコツンと叩く
---
風呂から上がるとみるきーはベッドで待っていた
「もう寝るん?布団だそうか?」
と聞くと
「…彩は襲わへんのやな」
と微笑む
布団を出そうとすると
「待って!!」
ってみるきーが言う
「一緒のベッドで寝たらアカン?」
「え……///」
--
「なぁ彩…」
みるきーがベッドの中で言う
みるきーは私の腕に抱きついている
私はみるきーに自分から触れない
…襲った奴らの頭だから
今日1日彼女って言うのも言ってみただけ、みるきーを困らせたかっただけ…
私意地悪やな…
「さーやか!!!」
「……なんやみるきー…」
「彩の家にお泊まりしたいって言ったのは、彩がいればまた怖い人いても私助けてくれるやろ?」
「…ああ…」
「ふふふ、おやすみ…」
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