03/21の日記

00:55
今の気持ち。
---------------
今年のシーズンは、今迄して来た中で最も良い物に出来そうな気がする。
去年はあの事件の所為で、精神的に振り回されて居たけど…

今は、会えたらこの手で触れられる人に、精神的に助けられてる。
彼の声を聞くだけで、心のささくれ立った気持ちを治められる。
話さなくても良いと思える様な事迄、つい話してしまう。

実際に会えれば、必要以上に構える事もなく、多分自然に笑えてると思う。
目線を合わせるのが苦手だから、ずっと見てる訳では無いけど…
目線を上げたら、ほぼ絶対に彼の真剣な視線と合う。

少し、こっちがたじろぐ程ジッと見つめて来るから、恥ずかしいやら何やら…
紹介に立ち会ってくれた子以外には、まだ秘密。
自分の中で、まだこの気持ちに自信が持ててないから…

こんなに幸せで良いのかって思う事がある。
彼からの言葉は文面であれ、直接であれ私に不安を振り払う為の力と、精神的な安寧をくれる。
情緒が不安定な時でも、冷静な判断を取り戻せる時がある程。

彼の声を思い出すだけで、自分が安定出来るのが分かる。
彼に対して、初見の時から感じて居た不思議な既視感。
ずっと聞いて居たくなる声質。
近くに居ても不快に思えない距離感と、その柔らかな存在感。

会社に出入りして居る男性陣は、近くを通られるだけで体が強張るのが分かる程。
話す声は上擦りそうになるし、目線を合わせるなんて以ての外で…
最近は、自分からある程度慣れた人にだけは話し掛けられる様になったけど…

まだまだ駄目な所が多い。
肩の力を抜こうにもどうも上手くいかない…
気楽に構える事が苦手だと言うのもあるけれど…

彼の前だとあまり気負わずに話せるのに…
電話が繋がって、声が聞こえた瞬間に心から揺らぎが薄れていくのを感じる。
初めての感覚過ぎて、如何したらいいのか分からない。

人の頼り方も、上手い甘え方も模索し切れない私が、彼の隣に並び立つ事は適当なのか…
それでも、私からの言葉を嬉しいと言ってもらえるのは、嬉しくて私自身の力になって居る事は確かで…

だけど、ただ不安に思うのは…
《大切なモノを再び喪う》事に対する拒否感。
《大切なモノを再び自分の中に作る》事に対する脅えにも似た感情。
どんなに幸せだと思って居ても、その時間がかけがえのない物だと、思えば思うだけ怖くなる…

もし、私と関わる事で彼の運命を捻じ曲げてしまったら…
それが元で、また喪う事になったら…

私の心は恐らく前の時の様には、耐えられはしない。
彼の側に居たいなぁ…

彼の隣にずっと立てたなら、どんなにか満たされた気持ちになれるだろうか…
叶うかも分からないそんな夢を思い描いてしまう位には、浮かれているのだと思う。

早く会いたいなぁ…
もっと電話したいとか、メールしたいとか…
今迄だったら思わなかったのになぁ…

彼の存在が私を変えて行く。
その変化が不快では無いのが、嬉しいのだけれど…

この感覚は、8ヶ月にも渡って騙された時と同じで、けれど…
今度は電話もメールもちゃんと返って来る人が相手で…
あの人とは違うんだって事だけは、確実で…

小さくても確かな幸福で満たしてくれるから、感謝の気持ちが溢れて来る。
今年のシーズンは、本当に無事に乗り切れそう。
毎日、数回のメールで繋がっていられる人が居てくれるだけで、随分と違うなぁって思う。

こんな気持ちは、知らなかったと思う。
人を想う事が、こんなにも幸せで満たされる物なんだって事。
過去の自分に言ってやりたい位。



iPhoneから送信

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ