03/06の日記

23:19
異性として…
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初めて彼と出会ったのは、先月の24日。

友達の彼氏の友人と言う関係性で、(まぁ、私も彼からしたら友達の彼女の友人と言う立ち位置な訳だけど)友人にも立ち会ってもらって会った。

第一印象は、優しそうな人。
そして、何故か感じた既視感。
何処かで会った事がある様な、ない様な微妙な感覚…

話してみたら、思っていたよりも気さくで、聞いていた印象よりもずっと多くの事を聞かせて語ってくれた。

意外にシャイなんだと言われても、信じられない位だった。

後から聞いていくと、仕事に対する対応も考え方も、物事の捉え方は差異があるかも知れないけれど、ほぼ似た様な所が多い事が分かった。

今迄会った事の無いタイプだったのは確かで…
対応は紳士。
態度も浮ついた所は余り見受けられず、意外と硬派な印象を受けた。

シャイと言う事は、奥手と言う事なのだろうか、とか色々と考えながら…

次に会う約束も確定出来ないまま、会ってから早くも(?)一週間が経った。

それでも、今迄で一番経過に時間が掛かった様に思える一週間ではあった。

どんなに遅れても返事をくれるその姿勢は、感嘆に値した。
異性でそこまで、真摯に行動として返してくれる人は居なかった。

私は考え方や言動に融通が利き難いと思われているらしく、嫌煙される事が多かったから、同じ様な立ち位置から物を見られる人は正直歳上でも有り難かった。

歳が同じ位でも、騒がしかったり、基本的なモラルが出来ていない人とは、余り関わり合いになりたくない私は、一生理解してもらえないと思っていた。

それでも私と同じ様に考える人と、恋人が欲しいと思った頃に出逢えたのには、何か運命的な物が関わって居るのだろうか?

彼との関係性が、恋情であるのか友情と分類出来るものなのかは、未だに判じ兼ねるが…

彼の支えになりたいとは、思うのだ。
頼まれたら断れない性質らしい彼が、精神的にゆったり出来る場になりたいと思うのだ。

私は男性に対するイメージとして、良く『刀』を思い浮かべる。

それも鞘を持たない抜き身の状態の刀を…

最愛の伴侶を得て居る男性は、戻るべき鞘を持って居るイメージなのだが、特定の恋人も無く独立独歩で頑張っている男性は、抜き身のまま矢面に立たされている感じがするのだ…

無理をし続ければ刃毀れを起こし、何時か折れてしまうかも知れない。

私がなりたいのは、常に緊張を強いられるそんな劣悪な環境に身を置く彼の、息抜きになる様な心の安寧を齎せる場所になる事。

今は手を伸ばしても届かないし、出会ったばかりで見えていない所が多いけれど、お互いに知らない所を知って行きたいと思えるから。

私に出来る事は、彼の隣に自立して並び立ち、彼が心を、背中を預けるに値する者だと認めてくれるまでは、根気強く言葉をかけ続ける事だろうと思う。



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