小説2 (ハンター)

□ハンター1 その店
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天空競技場の近く。

あるお店の前に屈強な男たち人がぞろぞろと集まってる。今は昼前。

町行く人は、少し離れたところでその様子を
見守っている。中にはカメラを構えている者もいる。
昼の11時になった。店のシャッターが
上がってゆく。そして、可愛らしい声が響く。
「お昼の限定激安メニュー!体に栄養満点
ゆき弁当。今日は限定15個。いらっしゃーい」

いらっしゃーい、の声を合図にお店に入る
男たち。
「おれ、ゆきちゃんの弁当一つ。」
「俺は、ゆき弁当1つとお茶。」
「俺も、「ゆき弁 1つ。」おい、てめ邪魔するな」


男達が次々、注文してゆく中
一人の少女は、手際良く弁当渡していき、
笑顔を振りまきながら会計をしてゆく。


  −−−−−−−−−−−−−−−−



半年前に出来たお弁当屋。品ぞろえも豊富で
味もよく、手頃な値段。

そして、可愛い女の子が営む店。
お腹をすかせた天空競技場の選手達は、あっという間にこの店の常連となった。
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