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□晴れた日に
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「−−と、いうことで、なんとか大倉くんと付き合うことになりまして、、」



『へぇ〜おめでとう!!!!』





電話の相手は聡美。付き合ったことを言うと電話越しにニヤニヤしているであろう聡美。





『で!どこまでした?え?え?』




中学生のような質問をしてくる。




「えっと、いや、、」



『え、まだ、何も?なんて言わないよねえ名前?」



「まだ、」



何もしていません、と言うとはぁぁぁぁぁ?!と電話越しに大声をあげる聡美。




『あんたらもう付き合って2カ月は経つよね?』



「うん、そうだね」



『それなのに無いとか大倉ヘタレか!お前もなにしてんの!』




大声のままなぜか説教をされる。





『相手芸能人だよ?なにがあるかわからないんだからさ!!!!』



まあ、確かに。周りに美人がたくさんいるし、私なんてすぐポイされる可能性は高そう。





「でも、あれから何も進展がなくて」



『じれったい〜はやくやること済ましちゃえ!』




そんな簡単なことじゃないよ、と言っても聡美は聞かないわけで。ましてや今大倉くんは仕事忙しいらしい。



『誕生日とかの特別な日に体にリボンでも巻いたら?』




と、冗談なのか本気なのかよくわからないことまで言ってくる。声からして本気っぽいけど。




「無理だわ〜もう何言ってんの聡美。無理。焦らず頑張りますよ!」


『まあ、頑張ってください。後悔してからじゃ遅いからね?』




そうアドバイスを貰い、電話を切った。






誕生日って、もうちょっとで大倉くん、誕生日じゃん。






そう思った今日は偶然にも横山くんの誕生日だった。










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