小説

□メス
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「「あぁああああああああ」」

「うるせぇなお前ら
おーいベポどこだ出てこい!!」

「「船長 すいません
ベポと迷子になりました」」

「・・・・!!!」

「探したのですが見つからず
他の熊と歩いてたことしか
掴めませんでした」

「探しに行く・・・」

「いや 待って下さいよ
もう夜ですよ
危ないです明日に」

「うるせぇお前たちは
船の番でもしてろ」

「ですが船長!!」

「ベポに何かあったらどうすんだ
明日じゃ遅ぇかもしんねぇだろ」

「ベポを信じて
やれないんですか」

「この状況で
何を信じれつぅんだ
信じるなら俺を信じろ
探すんなら俺の力が一番早ぇ」

「でも・・・シャチも何か言って
くれよ」

「もういいペンギン
行かせてやろう
どうせ止めたって行くんだから
俺らが船長 信じねぇで
何を信じるんだ神様でも
信じろつうのか」

「・・・船長
・・・船は俺らが守ります
ここは新世界 暮れくまれも
おきおつけて」

「あぁ すまねぇな」
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