・・短編・・

□便利万歳木遁
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「ねぇ テンゾウ
ウッキー君に水あげてよ」

「そのくらい自分でなされば
いいじゃないですか」


「俺そこまで水遁
コントロールできないし
テンゾウの水ならウッキー君も
喜ぶからね」

「解りました☆水あげときます」




「ねぇ テンゾウ」

「なんですか先輩?」

「ベランダで
ナス育てたいんだけど
鉢と土 出してよ」

「鉢は焼き物じゃないですか
土なんてそこら辺に
あるじゃないですか」

「鉢は木でいいよ
土は持ってくるの重いじゃない」

「忍が何いってるんですか
鉢と土くらい」

「ベランダにテンゾウの
木と土があるなんてなんか
優しい気持ちになれるでしょ」


「解りました☆
鉢と土だけでいいんですか?
ナスの苗も僕に用意
させて下さい」

「苗までいいの?
助かるね ありがとテンゾウ」




「ねぇテンゾウ」


「先輩なんですか?」

「暑いね」

「そうですね」

「水飲みたいな」

「‥‥‥」

「指先から飲むなんてヤダからね
コップもちゃんとだしてよ」

「ハイ‥‥」

「ん ありがと」




「ねぇ テンゾウ」


「どうしたんですか先輩」

「家の壁ナルトに
壊されたから直してよ」

「何してたんですか」


「内緒」

「‥‥‥‥」

「来ればわかるよ、だから
直してね」

「行きます」




「ねぇテンゾウ」


「カカシ先輩なんですか」

「疲れちゃったベンチ出してよ」

「疲れたって」

「山
散歩してるだけじゃないですか」


「いいじゃない
減るもんじゃないし」

「チャクラが減ります」

「そのくらいいいでしょ
ほら出してよ」


ボン


「ありがと
ん?座らないの」


「失礼します」


「ほらね
ベンチなら2人で座れる」



「セッ センパーイ!!!!!」

「近寄らないでよ
暑苦しい」

「いいじゃないですか
こんな時くらい
山の奥ですし誰も来やしませんよ」


「俺にくっ付いてたら
空見れないでしょ」

「?」

「ココ、先生に教えてもらった
穴場なんだよね」


「星
すごいキレイです」

「まだナルト達にも
教えてないんだから」


「センパーイ!!!!」

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