Novel&Poem

□看病?
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真一朗が風邪を引いた。

普段から真一朗は元気な事が多いので、それなりに応えているらしく、うなりながら七海に助けを求めた。

「だだび〜…じんど〜い…」
「んもう真一朗ったら、上半身裸のままでうたた寝しちゃうんだよ?あれじゃ風邪だって引くよ。喉は?、もう痛くない?鼻、詰まってない?」
「はだがづまっれ…ごほごほ…」
「はいはい、そこの点鼻薬使って。僕お粥作ってるから」

七海は、そんな真一朗の話をあっさり返すと、料理を再開した。
「づめでぇなぁ、ななぢゃん。俺もいぢおう 病人なんだがら、…優しくしろよぉ」
「はいはい、それだけ元気ならおかゆもなんにもいらないんだね。だったらおかゆは僕が…」
「だ〜っ!!駄目…ごほっ!…ななちゃん…冷た〜い」
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