Novel&Poem

□チョコの悲劇
1ページ/4ページ

…どうしましょうか…。このままあの大きな城まで逃げてしまいましょうか…?


〜チョコの悲劇〜

大変な事になりました。
わけあってさっきからMZDさんとラッテさんから逃げているのですが、このまま見つかってしまうのは時間の問題みたいです。
僕は木陰に腰を下ろして暫く休憩…。
「……はぁ…はぁ……。フゥ…、二人とも足がはやすぎですよ…」
「まぁ…ったりめーだろ☆何てったってオレ様神様だし〜♪」
僕の休んでいる木の茂みから、MZDさん。
…いつからそこに!?と僕がMZDさんに聞いたら、MZDさんはまた、神様だし〜?…と。
「…ひとつお聞きしてよろしいでしょうか?」
「何?」
「ラッテさんは何処にいるのでしょうか?」
「あ〜あ〜あ〜、アイツならメルヘン王国のユーリの城にすっ飛ばした。今頃アッシュの世話ンなってンだろうな☆」
MZDさん、それはご冗談でしょうか?
メルヘン王国ってこの場所からどのくらい離れているのか…。考えただけで目眩が……。
「ん?どした?」
「何でもありませ…うぶっ」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ