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□続・雨の夜
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「私だけを愛して。」




私も恥ずかしさを堪えて言ったのに…
翔は自分から動こうとしない。



もう…最強にヘタレ!


こうなりゃこっちから犯すよ。




翔のモノを再び握り、元気にさせようとする。


「待って名無しさんちゃん…

ちょっと休憩させて…」


あなたの要望なんてもう聞いてやらないんだから。

止めようとするこの手、邪魔。


私は髪を結んでたシュシュをはずして、それで翔の両手を縛った。




「たまにはこんなのもいいじゃない」



悪戯っぽくニヤリと笑ってみる。



首筋、鎖骨、肩…
抵抗できなくなった翔の身体の至るところにキスマークをつけていく。

さすがに見えるところはマズイっていつも気遣ってるけど、
今日はそんなこと構わない。


翔は私のなんだもん。




べろっと胸の突起を舐めたら面白いくらいビクビク反応してる。



もうそろそろ…かな。



翔のモノの上に跨り、腰を沈めた。



「ああっ…!!」



動けない翔はただ切ない声をあげる。



まだまだこれからだよ。

私は腰を前後に動かし始める。


「あぁっ名無しさんちゃん…気持ちいいよ…!」


お仕置きのつもりなのに、あなたが気持ち良くなってどうするの。


前屈みになって乳首を噛む。


「痛っっ…」


顔を歪める翔。

子供のようで可愛い。




翔の感じる顔を見てたら私も気持ち良くなってきた。


「ねえっ翔、もう嘘つかない…!?」

腰の動きをやめずに問う。



「うん、二度と嘘つかないからぁっ!

だからもう、もうやめてぇぇっ…!!!」



悲痛な声を上げながら、翔は私の中でイッた。








「ご、ごめん…中に出しちゃった…」

慌てて謝る翔。



私は翔の上に倒れこんで言う。

「いいの。離れないで、翔。

もうちょっとこのままでいたいよ…」





本日のお仕置き終了。


でも、離れられなくなったのは結局私の方だった。
 

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