☆短夢
□☆わがまま☆
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家に着いたものの…
のんびりって…
ただマジにのんびりしててイイのか??ιι
なんかしてーコトとかねーのかな…
「名無しさん!
飲みモンどーする?」
『あっ!ありがとー♪冷たいお茶で♪』
「あいよ〜」
飲みモン持って部屋に行くと…
マジで名無しさんはのんびりしていた…
「ほいっお茶」
『ありがとー♪』
「『…』」
「あ〜…
えっと…どうする?」
『??』
「なんかしてーコトとかねーの?」
『のんびりする♪』
「だぁ〜っ!
そーじゃなくてっ!」
『??』
「〜っ!
…はぁ…
名無しさんって我が儘とか言わねーじゃん?
行きてートコ聞いてもウチだしよー
ふつー女って買い物とか、どっか行きたがったりすんじゃねーの?
飯だって…オレ詳しくねーけどオシャレな店とか行きたかったりしねーの?
オレじゃ叶えてやれねー…?」
あぁ〜あ…
だっせー…
何全部名無しさんに言ってんだよっ
あぁ〜もぉ〜っ
めんどくせー
バチン
考え込んでたら…
名無しさんに両手で顔挟まれた…
なんでっ!?
『シカマルっ!!間違ってる!!』
「??」
『まず最初に、あたしは我が儘いっぱい言ってる!
つまり我慢していないっ!
次にシカマルんちにいるのも、あたしの意思!
シカマルんちが好きだから!
シカマルんちでシカマルとのんびりしてる、この時間が好き!
だからシカマルんちに行きたいって思うのっ!
次にお店は、あたしが一楽が食べたかったから!
オシャレなお店は肩凝るから嫌なの!
シカマルと気楽に食べられる、お店のほうが、わけわかんないオシャレなお店より100万倍好きよ!
他に聞きたいことはっ!?』
“はぁはぁ”と息を弾ませながら、名無しさんは言い切った
「…くっくっ」
『??』