皇子と従者
□第二話
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白龍たちが仲良くはなしている中、
それをそーっと影から覗き見る影がいた
その招待は、煌帝国第八皇女 練 紅玉
である
(いーなぁ…楽しそうで…。 尹てばあの女が帰ってきてから、私と一言もはなしてくれないんだからぁ(泣))
「あら?紅玉様?」
「ギクッ」
雛尹が紅玉にきづき
声をかけた。
煌帝国でも紅玉は彼女を溺愛している
年も近く、純粋でやさしい彼女は紅玉
に気をつかってくれて、晴れて仲良しな友達になった。
だが、なぜか紅玉は白瑛を“あの女”
とよぶ
「紅玉もひさしぶりですね」
白瑛に対し紅玉はそれなりの返事を
すると、尹にはなしかけた
「尹〜?あなた、今日
私と一言もはなしてくれてない
ぢゃなーい(`_´)」
「す、すみませんォ
で、でも、今日は一度も紅玉様を
お目にしなかったので…」
「“様”ぢゃなーい!紅玉てよんでって いってるでしょー?」
「は、はぅォ」