皇子と従者

□プロローグ
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白龍side…


幼い頃は大好きだった母上。
いつも母上の後をおっていた。
だか、そんな大好きだった母上は

俺の兄上たちを…殺した

憎い…


俺は兄上から使命をうけた。
これは俺の使命、この身が滅びようとも達成しなければならない。

はりつめた心の奥、俺は誰一人として見せわしなかった。

…ただ一人をのぞいて…

いつも俺のそばにいてくれた人。
おれがつらいときも、ないたときも、そばにいておれのためにつくしてくれた。

彼女がいたから、今まで俺はいきてこられたんだ

…どうしてもっと早くきづかなかったんだろう

もっと早く気づいていたら、君の涙をみずにすんだのに…

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