長編

□信じてくれるその日まで
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いつからだろう

先輩が俺を汚物を見るような目で見るようになったのは

いつからだろう

親友が俺の名を口にしなくなったのは

いつからだろう

俺が笑うことを忘れてしまったのは






「謙也!高校でもよろしくな!」

「おう!これからもずっと一緒やで!」

俺と謙也はテニス部で唯一同じ高校に進学することを決めた。
あの小春とユウジですらユウジが小春の学力についていけず別々の高校に行くというのに俺達は自然と同じ高校への進学を決めていた。

「また3年間うるさくなるなぁw」

「なっ!それどういう意味や〜!」



この時の俺は、また謙也と3年間
勉強にテニスに励みながら楽しい生活が送れると思っていた。

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