恋海(短編)

□プレゼント?!いえ、景品です(涙)
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愛奈「何故こんな事になったのだろう…」

愛奈はかなり怒っていた。

1週間前の夕食の時にリュウガの思い付きが原因だった。

〜1週間前〜

リュウガ「そういや今月はクリスマスが有るな。」

ソウシ「今年は愛奈ちゃんが居るからクリスマスっぽくなりそうだね。」

ハヤテ「七面鳥の丸焼きは最高だったな!」

トワ「ハヤテさんが独り占めしたから僕は食べれませんでした…」

シン「クリスマス本来の過ごし方とはかけ離れてたな。」

ナギ「…1日中、料理する日だったな。」

それぞれが思い思いの事を話しだした。

リュウガ「ソウシの言うとおり今年は愛奈も居るから少しはクリスマスっぽくなるだろ。」

愛奈「クリスマスの飾り付けとかもするんですか?」

ソウシ「毎年しているんだけど…」

何故かソウシさんが苦笑いをしだした。

ハヤテ「途中で馬鹿らしくなって止めるんだよ。」

トワ「中途半端に飾り付けして宴が始まるんですよ。」

愛奈「何でですか?」

シン「考えてみろ。男だけのクリスマスの何が楽しいんだ。」

愛奈「…いつもの宴と変わらなさそうですね。」

ナギ「料理だけがクリスマスになってるがな。」

ソウシ「そう言うわけだから飾り付けしているうちに虚しくなってくるから止めてしまうんだよ。」

愛奈「成る程。じゃあ今年は完璧に飾り付けしましょう!!」

リュウガ「ただ飾り付けするだけじゃ〜つまんねぇな。」

ソウシ「そう?半端に飾り付けさえしなければ十分だと思うけど?」

リュウガ「いや…それだけじゃぁ、足んねえな。」

愛奈「先に言っておきますがコスプレはしませんよ。」

リュウガ「お前…強くなったな…」

ハヤテ「させようとしてたんだ…」

トワ「でも愛奈さんのサンタコスは可愛いんでしょうね。」ニコニコ

愛奈「トワくん、もうソノ手にはのらないよ。」

シン「ハロウィンの時はトワの一人勝ちだったからな。」

トワ「僕は手直しを手伝っただけですよ。」

ソウシ「思い出したら腹が立ってきたね。トワには後で栄養ドリンクをあげるね。」ニコニコ

トワ「僕は若いので必要無いので船長にプレゼントしてあげて下さい。」

ナギ「ドクターとトワが黒い…」ポソッ

リュウガ「何で俺なんだ?!」

シン「船長が1番年上だからでは?」

リュウガ「俺もソウシの栄養ドリンクなんぞ要らねぇよ。」

ハヤテ「で、何の話しだったっけ?」モグモグ

愛奈「クリスマスの飾り付けの事では?」
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