恋海(短編)

□お邪魔します(仕返し編)
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シン「皆、コレを見てくれ。」

ソウシ「コレは…愛奈ちゃんが船に現れた時に唯一
  持ってた物だね。」

ハヤテ「結局ソレは何だったんだ?」

トワ「なんか離れたトコの人とも話せるって言って
  ましたね。」

リュウガ「で、ソレを持ち出してきてどうしたんだ?」

シン「アイツがこの世界では使えないと言っていたのに
  たまに使用をしてたんです。
  ただ、使用している所を発見すると隠すんです。」

ソウシ「コッチでも使えるか試してんじゃないの?」

シン「ソレだったら使用しているトコを隠さなくても
  良いのでは?」

リュウガ「確かにそうだな…」

ナギ「ヤッパリ、スパイなのか。」

トワ「えッ!!」

ソウシ「でも万が一って事が有るからね。
  シンはソレ使えるの?」

シン「完璧には使えません。俺の知識にはこんな道具が
  無いんで。アイツが気が付かない時に見てた範囲なら…」

リュウガ「取り合えず何が隠されてるかシン探れ。」

シン「…分かりました。」

スマホ操作中…

シン「コレは…ヤマト文字?ドクター読んで貰えますか?」

ソウシ「分かった。どれどれ…コレはメモってかいているね。」

シン操作中…

ソウシ「何か私たちの名前が書いているね。なんだろ?」

ハヤテ「俺たちの秘密で探ってるのか?!海軍の手先か?」

トワ「まさか愛奈さんが…もしそうだったら
  僕、悲しいです。」

ソウシ「ん?コレは…」

ナギ「アイツを探してきましょうか?」

ソウシ「ちょっと待ってね。安心して。
  どうやらスパイでは無さそうだよ。」

シン「何が書かれているんですか?」

ソウシ「ココには船長の事だね。」

リュウガ「おッ!!何だぁ俺がいい男だって事か?!」

ソウシ「ちょっと違うね。船長の部屋の事みたいだよ。」

リュウガ「俺の部屋?」

ソウシ「うん。どうやら探索して遊んでみたいだね。」

シン「あぁ…あの事か…」

ナギ「シン何か知ってるのか?」

シン「あぁナギの部屋掃除の後、お前の部屋の前で
  愛奈と合って俺を見て挙動不審な動きを
  してたからな。」

ハヤテ「まさか俺の部屋も?!」

ソウシ「さっき皆の名前が有ったから全員じゃないかな?」
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