恋海(短編)
□○○狩り
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リュウガ「よし!!モミジ狩りをするぞ!!」
全員「はぁ?!」
リュウガ「なんだぁ?!皆して。」
シン「また唐突ですね。」
ソウシ「唐突なのはイツもの事だけどね。」
リュウガ「愛奈にこの時期の楽しみ方を聞いたらモミジ狩りってのが有ると聞いたからな。」
シン「お前は…いらん事を…。」
愛奈「私のせいなの?」
リュウガ「なんだぁ〜お前らはしたく無いのかぁ?」
ソウシ「そもそもモミジ狩りって船長は知ってるんですか?」
リュウガ「あん?狩りって言うからには狩りすんだろ?」
ソウシ「愛奈ちゃん、そうなの?」
愛奈「さぁ…私が知ってるのは紅葉(こうよう)を見て楽しむ事なんですけどね。」
ハヤテ「何で見るだけなのに狩りなんだよ。」
愛奈「さぁ…でも果物とかを取るのも狩りって付きますね。苺狩りとか葡萄狩りってね。」
ナギ「山に行きたい…」
トワ「ナギさんが珍しく積極的になってる!!」
リュウガ「ガハハハ。だったら各自○○狩りをするぞ!!」
シン「俺は面倒なんでパスします。」
リュウガ「船長命令だ!!各自の思いつく狩りをして誰が1番かを愛奈に決めて貰う。選ばれたヤツは1週間、愛奈がその部屋に寝泊まりするって事でどうだ?」
シン「船長、どの島へ?」
ハヤテ「シンがやる気になった?!」
リュウガ「そうだな…此処からならオータム島が近いな。」
シン「航路を変更してきます。」スタスタ
愛奈「船長。私の参加は?」
リュウガ「なんだぁ〜お前も参加したいのか?!」
愛奈「皆だけ楽しそうで狡いです。私も参加したい!!」
リュウガ「じゃあしたらいいじゃねぇか。」
愛奈「私が1番になった時はどうなるんですか?」
リュウガ「あー1週間、好きな部屋を選べるって事でどうだ?」
全員「?!」
愛奈「本当ですか?!」
リュウガ「なんだぁ〜一緒に過ごしたいヤツでも居るのか?」ニヤニヤ
全員「(ドキドキ)」
愛奈「フフッ、秘密です。勝った時に発表します。」
ロイ「そんな奥ゆかしい愛奈も愛しいぞ。」
愛奈「ゲッ!!変態が…」
ロイ「ワザワザ口に出せないとは…任せろ!!俺様が必ず1番になってやるから楽しみにしてろ。」
リュウガ「なんだぁ〜ロイも参加するのか?」
ハヤテ「アイツはドコからでも湧いてくんな…」
ソウシ「そろそろ船のセキュリティーを考えた方が良いかな?」
リュウガ「まぁ〜無視しとけば良い事だ。」
シン「船長。明日の朝には到着します。」
リュウガ「そうか!!」