短編集

□痛みの戦い
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「っ…ぁー痛い…」


こんにちは…。

しいです。
今日は月に一回起こる女の子ならではの激痛の日ですよ。

もういたいったりゃありゃしない。
激痛ですよ!

こんな時にサクラかイノがいたら医療術で少しは和らげるのに…

今日に限って二人は任務。

あー、辛いです。


私の彼氏である奈良シカマルは
綱手様に頼まれて一緒になんか考えてるんだろうな……。

シカマルの頭の良さは綱手様も認めるほど。
とても頭がいい。

そりゃもう私何かと比べものにならないくらいね。

顔も良いし頭もいいしで結構モテてるんだけど本人は自覚なし。
まったく、やんなっちゃう……。



あー……とにかく痛いや…。


こんなのなくなればいいのに…。
子供なんて旦那さんがいないとどうせ作れないんだろうし??

私に旦那さんなんて作れないし??

あー、そんな生々しい話はやめよう。

とりあえず、痛い。




お布団に寝っ転がって痛みに耐えてると、シカマルが帰ってきたようだ。



「お前まだ寝てんのかよ、さっさと起きろよ」


「んー、おなかいたいの…寝かせといて……」


私とシカマルは元々親が仲いいって言うのもあって家は一緒に住んでる。
まぁ、小さい頃から二人でいる事が多かったからあんまり気にしてない。

「あー、あれの日か」


「そう、それの日」

長年一緒にいるからシカマルには隠し事なんて出来ない。
隠そうともしてないけど。









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