長編小説

□第二話
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「・・・あ、そういえばさ、気になってたんだけど、聞いていいかな?」

「・・・あ?何だよ?」






「その・・・帽子・・・中でも帽子被ってるから・・・」






「・・・!!

・・・構うなよ・・・お前には関係いだろ!?いちいち細かいことにうるせぇんだよ!!」

「あ・・・そうだね・・・ごめんね」






・・・あ・・・ついカッとなっちまった・・・






「・・・気に障ることきいちゃったみたいだね、ごめんね、じゃぁ・・・また明日・・・」






俺は背を向けたまま何も言わなかった






「・・・チッ」






ベンチに座る






もう日が暮れそうだな・・・

ホントにダーク大丈夫だろうか・・・






ベンチに寝転んで目を閉じようとした









「やっ・・・やめて・・・!!」






・・・ん?何だ・・・







立ち上がって声のするほうへ向かう






「ねぇちゃんかわいいね〜、ほら、痛くしないから俺達とイイコトシよ?」

「いっいや・・・!!来ないで!!」

「へへっその顔まぢいい」

「やっ・・・!!」






・・・!?あれ・・・先公じゃねぇか






そういやここらへん危険とか言ってたような・・・






「はなして!!いやだぁ!!」

「も〜、いうこと聞かなかったらここでシちゃうよぉ?」

「ひっ・・・!!」






ドカッ

バキッ






「ぐはっ・・・!!」


「てってめぇ・・・!!」


「あぁ?かかってこいや」


「くそがっ・・・!!」


「おいよせ!!行くぞ!!」


「チィッ・・・」






・・・何俺






ちゃっかり助けてんだよ・・・






「・・・おい、先公、もういねぇぞ」

「・・・ひっあぁ・・・あぁぁ・・・」






・・・様子がおかしい






ガクガク震えてまるまってる






「・・・おぃ・・・」

「・・・ひぃっや・・・やだぁ・・・いやぁぁ・・・」






手を近づけようとした途端恐怖に満ちた目で見られる





「ふっ・・・ぐすっ・・・ふぇぇ・・・」






・・・ダークと同じような錯覚だ・・・





こいつ、俺が見えてない






「・・・先っ・・・






マルス、大丈夫だ・・・大もう丈夫だから・・・」






ゆっくりと抱き締める






・・・壊れてしまいそうなくらい細い











「もう怖くねぇよ・・・」

「・・・ふっ・・・ぐすっ・・・うぅ・・・」






弱々しくしがみついてくる





俺・・・ホントに何してんだろ・・・






でも・・・






ほっとけない・・・






今までダークにしか言ってない言葉






「・・・俺がついてるから」









それからこいつとの関わりが






ふえていった・・・










NEXT TO・・・






二話!!ですよ!!((何


最初らへんりんダリみたくなったけど


あれはまぎれもなく兄弟愛です!!


こんなかんじでどんどん話進めていきましゅ('∀'●)
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