小説

□おとぎ話
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まさかマルスからこんな言葉が出ると思わなかったから驚いた





心の底で心配していたのだろうか


それともなんとなくきいてみただけなのだろうか・・・





俺は少し間をおいてから話した



「・・・俺だったらたたき起こすかな。・・・死んだなんて信じたくないから」





マルスは目を見開いてこっちを向いた








「・・・ぷっリンクらしいや、ロマンがないなぁ」


「Σなっそれにロマンも何もないだろ!!それか何だ?







キスとでも言ってほしかったか?」





マルスの顎をひいて目を覗き込んだ





「・・・もぅ、リンクは意地悪だ・・・」







そのまま深いキスをする




「んぅっ・・・」






溶けてしまうんじゃないかと思うくらいにキスに溺れる






マルスの体を抱きしめて何度も角度をかえてさらに深くキスをする









「・・・はっ・・・//」




口を離すと銀色の糸が繋がった






俺はマルスの目尻に軽くキスをした





「・・・僕も・・・僕もきっと信じないかも・・・リンクがいなきゃやだから・・・」
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