小説
□pain
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「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」
叫ぶ
「・・・また傷つけたの?」
随分前から行ってる行為
そして随分前から
「いたいーって。いたいーって。」
変わってしまった
アティリアは滅びた
マルスは恨まれ、憎まれた
「おにんぎょさっいたいってー?」
そしてマルスの精神は壊れた
「うん。いたいって言ってるよ。泣きながら。」
「やらっやらっ知りたいのっやらっ」
またはじめた
マルスのまわりには"死体"がいっぱい
「教えて〜?教えて〜?」
壊れてしまったマルスは
自分で痛みを知ることを忘れてしまった。
綿綿綿腸
必死にさがす
俺はマルスを"見張る"
そしていつものように思い出す