短編
□エリック亀造
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絵里は、その目つきにフリーズした
したけど、放置すると余計鋭くなるから
勇気を出して近づいた
【エリック亀造】
『さ、さゆ?』
「…」
無言でにらまれる
うん、怖い 汗
『さゆ〜?』
「絵里なんか皆と話してればいいの…」
『あ、あの、ごめんね』
「知らない」
さゆを嫉妬させようとしてふらふらしたんだけど
途中で忘れてしまったから嫉妬が強さを増したらしい
『さゆ〜もしかして嫉妬?♪』
「…」
どうやら図星みたい♪
絵里は迷わず抱きついた
「え、絵里!ここ、楽屋」
『いいから〜いいからぁ〜♪』
最初は少し抵抗したけど
すぐにおとなしくなる
そんなさゆを見て軽くキスした
本当に軽く
顔を真っ赤にしてうつむいたさゆが可愛すぎて
ニコニコしながら頭を撫でる
しばらくしたら
「かめ〜!場所を考えなさいっ!」
その怒り声と共に絵里の頭に拳骨が落ちた
『いったい!痛いですよぉ』
「痛いですよじゃないの!子供も居るんだからあんたが悪い」
『むぅ〜』
そんなやり取りをみていたさゆがぼそっと耳打ちしてきた
「絵里、仕事終わったらつづきしようね」
『さ、さゆ♪』
また、いちゃいちゃモードにはいった絵里達を
お怒りしてるガキさんにガキさんを止めてる愛ちゃん
愛ちゃんがキスして黙らせて顔を真っ赤にしたガキさんが
楽屋から連れ出されて廊下からガキさんの怒った声と
愛ちゃんのいでぇ!って声が聞こえた