お題
□そら
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昔は雲といえば水蒸気のかたまりそんなイメージだったんだろうけど
今は、地上と雲の上と行き来できるようになった
地上人と天空人そんな人種も出来ていわゆる未来は
がらりと変わってきている
【綿菓子のような白い雲】
ちなみに、えりは地上人、天空界にはよく行く
本当はあんまり行っちゃいけないんだけど
地上人で天空暮らしの恋人が住んでいるから
天空界は言葉が違う
環境も違うからながいし続けると体調に出る
出やすい人と出にくい人がいるみたいなんだけど
えりはすごく出易い
今日は久しぶりのデートで天空界まできてしまった
まぁ、本当は地上に行くからって
まってろって言われてたんだけどね
えり、本当は天空界が好きで
雲の上から見える地上が凄く好き
「あぁ!!絵里!待ってろって言ったやろ〜」
『あ〜愛ちゃん〜♪来ちゃった☆』
「絵里は体に出やすいんやから頻繁に来たらまた寝込むようやで」
仁王立ちで手を腰に当てて怒ってますっていうのを全身で
表している愛ちゃん
『天空界の景色すきなだも〜ん』
「寝込んだら意味がないやろ」
『そうだけど…』
「まったく…」
呆れ始めてるあいちゃん
『ごめんね、次は待ってますよぉ〜』
「なら、いいんやけどな」
『まぁまぁ、とにかくデートしましょうよ♪』
えりたちは天空界をウロウロして地上で言う野原みたいな場所で
休憩を取った
『ねぇねぇ、愛ちゃん』
「どうしたん?」
『雲って下から見ると綿菓子みたいなんですよ』
「あぁ、美味しそうやね」
『上から見ると少し違って見えますけど』
「そういえばそうやね」
『綿菓子食べたいな〜』
「綿菓子か〜あ、食べに行く?」
『え?あるんですか?』
「うん^^」
少し歩いた先に喫茶店が見えてきた
その中に入ってマスターと仲良く話す愛ちゃん
少しすると綿菓子が出てきた
美味しそうな綿菓子を見て目を輝かせるえりに対して
手でつまんで口に入れた愛ちゃんを恨めしそうな目で見る
もう一回手でつまんで口に入れたあいちゃんが
急にすごく近くなった
口移しでたべさせてもらった綿菓子はすっごく甘くて
最近ご無沙汰だったキスもかなり、長くして
マスターにからかわられて真っ赤になる愛ちゃんと
その喫茶店のマスターがサービスでくれた紅茶を笑いながら
飲んでいく2人の1日だった