℃-uteマンション

□℃-uteマンション 1
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日が昇ったらのはずが目が覚めたら
太陽はずいぶんと上に居た…

周りを見ると、うち以外は全員寝てるし
でも、まだ1時間は歩かないといけないから

たたき起こします!

「舞美、まいみ〜」
「ん…もうすこし…いっ!」

もう少しとか抜かす舞美の痛いお尻をはたいてやった。

「めぐ、おきて〜」
「…おはよっ」

あっさりと、ありがたい

「あ、おはよ3人とも」
「「んぅ、おはよ」」
「えりかちゃん、おっはよ!」

舞美の声で目が覚めたらしい早貴と愛理とかんな
千聖は時間かかるから後回し

「舞〜朝だよ〜」
「…おきてる…」

だ、そうです。
最後になかなか起きない千聖を起こす。

「ちっさー、おきろ〜」
「…」

「おきろっ!」
「ん〜、まだ、ねむいぃ」

なんとか、全員を起こし
あと少しの道のりで目的地だ。

途中で、盗んだ食べ物を分けあう
少しだけだけど、それでも、すごく嬉しい。


「舞ちゃん?大丈夫?」
「うん、大丈夫」

舞美が急に声を出したからなんだと思ったら
顔が青くなっている末っ子が目に入った。

普段は甘えて子供っぽい感じ全開なのに
いざって時に、まったく甘えない我慢する。

なんか、嫌だった。
これは、うちのわがままだった。

「舞ちゃん、無理しないの」
「で、でも…」

「顔、青いよ…ほらっおいで」
「い、いいよ、大丈夫だもん」

「少しは甘えなさい」
「…はい」

そういっておんぶした。


そのまま、少し歩いて息が切れてきた頃
舞美が変わってくれて

めぐもかわってくれて
愛理も早貴も変わってくれた。

かんなが一番ながくおぶってくれた。

(千聖も変わってくれたけど小さすぎて出来なかった)

うちらは血の繋がりなんかなくたって
十分に家族だった。


「つ、ついたぁ!」
「やったぁ!」

先頭にいた千聖と舞(途中から降りて歩いていた)の嬉しそうな声
目の前に広がる建物に皆興奮気味だった。

人通りは普通、林みたいになっているところに
立ってるアパートはこれから、うちらの住処になる。


少し休んで、夜に皆が大広間に集まった。
一人ずつ部屋がある、そして、大広間(ここはリビング)までついていた。


「じゃールールでも決めようか」
「そうだね、どうする?」

とりあえず、舞美以外のメンバーに色々聞いていく
結果は3つの約束が出来た。


1 うそをつかない

2 遅くなるときは分かるようにすること

3 一人で抱え込まない


以上、破ったらお仕置き!


って書かれた紙を壁に貼った。


私達の生活はこうして始まった。





つづく




おまけ

舞美とえりかの会話


「ねぇ、お仕置きってなにするの?」
「そういえば、決めてないんだよね」

「そっか〜」
「確かに決めないとね」

「じゃールール破ったらものさしでお尻叩けばいいじゃん」
「それじゃ、孤児院と変わらないでしょ」

「ん、じゃーベルトで」
「ものさしより痛いよ?どう考えても」

「じゃー縛り上げてベルトで打つ?」
「やくざか!舞美の発想怖いんだけど」

「ん〜がーっとお仕置きなんだから痛くていいと思うんだけど」
「それもそうなんだよね…」

2人の会話を聞いていた6人は


リ|*‘ヮ‘)|(あの二人発想よく似てるよね?

ノk|‘−‘)(うん、とっても似てる

 
ノソ*^ o゚)(…怖い…

州´・ v ・)(…縛り上げられてベルトで叩かれるの?


リ ・一・リ(それじゃー孤児院に居るときより厳しいって

(o・D・)(でしゅね


一斉抗議してさっきの話はなくなったらしい
お仕置きは破ったその場で決めることになった。



リ ・一・リ(…余計、怖いし!



ほんとうに、つづく
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