モーニング荘  完結

□モーニング荘 4
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あや視点

あいちゃんが走って行った
そのあとを追って中に入ったら

惨劇とかした倉庫の中
少し大きい学年の6人組を吊るして

怖いと思える笑を浮かべてるたん
手にはバットが握られていた

よく見ると6人組は血に染まっている



「あいちゃん大丈夫だからたんつれておうち帰ろう」
「ぅ…ぁっ…」

「あいちゃん?大丈夫だからお外出てなね」
「…」

座り込んでしまったから
外まで一緒に行って影に座らせておいた


中に入り直してたんをみると
何かを叫びながらバットで動かない6人を殴っていた

「た、たん!やめなさいっ!」
「よくも、よくもあいちゃんを!」

まったく聞いていない

「あいちゃんにひどい事しやがって!」
「たんっ死んじゃうからやめて!」

「みきの兄弟をいじめたら美貴が黙ってないんだからな!!」
「みきたん!えらいけどやりすぎ!」

仕方ないから背中から手を入れて持ち上げた

ちっちゃいみきたんじゃ簡単に動きを止められる

「あれ?あやちゃん?」
「みきたん、おうち帰ろう?愛ちゃんも待ってるよ」

「…でも、」
「もう、十分だからみきたん、よく頑張ったね」

「…あいちゃんは?」
「外にいるよ」

なんとかみきたんを外に連れ出して
あいちゃんと合流した


「あいちゃん!」
「みきちゃん、大丈夫?」

「へっ?あ、これ?」
「うん、いたい?」

「これ、返り血」
「なんだ、よかった」

よかったのかは別だけど
兄弟を守ろうとするその姿勢はいいものだよね

「かえろっか2人とも?」
「「うん!」」

「あ、たん怪我はない?」
「いや、べつに」

目を細めたあいちゃんがたんの腕を軽く叩いた
「いっ!なにすんのあいちゃん!」
「あやねぇ、みきちゃん怪我してるがし」

「あいちゃんの方が酷いんだよ、だから、みきはどうでもいいの」
「よくないっ」

言い合いに発展してる2人に一言はなった

「2人ともいいかげんにしないとひーちゃんにお尻ペンペンしてもらうよ!」

「「やだっ!」」

いきぴったり 笑

「じゃー取り敢えず帰ろうね」
「「うん」」


家までをのんびりと夕日を見ながら3人で手をつないで歩いて帰った

end


おまけ


「みき〜加減を覚えろよ〜」
「これでも加減したんだもん」

「こんだけ返り血あびてて説得力ないから」
「いっ、痛い、もっと優しく手当してよ!」

「自業自得でしょ、今日はいいことしたけど加減を覚えなさい」
「…」

「み〜き〜?」
「…はい」

ガチャ ギー ガチャ

「あ、あいはどう?」
「結構、ひどかったけど大丈夫だよ」

「そっか、よかった」
「よく耐えてたなぁって感じだよねまったく」

「みきに救われた感はあるよな」
「み、みきもう寝る!」

そういって行ってしまった
てれさせたかな?

「たんも、あいちゃんもよく頑張ったよ」
「2人とも強い子だ」


お茶を飲みながら笑って話が続いた
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