短編
□桃色一言
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今、私たちは絶叫マシーンの宝庫
のとある遊園地に来ています。
【桃色一言】
「うわぁぁぁぁぁ!」
遠くから悲鳴が…
誰が聞いても分かる
カメの悲鳴が 苦笑
今日は見事クジに当たった
カメが【えぇじゃないか】 に乗ってます。
「がきさ〜ん」
『かめ〜お疲れ〜』
そういって抱きしめたら
おもいっきり抱きしめられ返されて苦しかった
収録も全て終わり
帰りのバスの中
カメがうとうとしている
『カメ、眠いなら寝なよ?』
「がきさ〜ん…ねむっ…」
これは寝てる 笑
しばらくすると私の肩に頭を乗せた
カメを見てすっごく、愛しくなり
頭をなでていた
「がきさん…」
なでなで
『好きだよ、カメ』
(…起きてるときに言ってくれればいいのに)
ひそかにそう思っているカメちゃんでした