短編 ベリキュー(スパ)

□ベリーズ1 
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今、私の目線の先には目が泳ぎまくっている
みやがいる。


【ベリーズ1】


桃子視点


ただいま、楽屋にいるももとみーやん
メンバーは気を利かせてコンビニへ

みんな、みやのやんちゃぶりに困ってるみたいだし

今日は、ももがいっちょやっちゃう感じ
っても、ボーノがあるからほどほどに。


「みーやん?」
「も、もも…」

「こっちおいで」
「どうしても?」

「お尻叩くからこっち来なさい」
「はぃ…」

しょんぼりとこっちへ恐る恐るやってくる

結構、暴れるし

結構、意地張るし

でも、入った当初から続いている
お仕置きはもう、体になじんでいた。

最初は、モーニングさんからだったお尻ぺんぺんも
いつの間にか、メンバー間でやるようになっていた。

今は、ベリーズもきゅーともどっちも
外部の人間にされることはない

どっちも、行われていることは確実なんだけどね。
この前、千聖が舞美ちゃんが怖いって嘆いてたし。

「も、もも…もうやだぁ」
「うん、もう真っ赤だもんね」

「もう、しないからぁ」
「じゃーなんて言えばいい?」

「…」
「みーやん?」

少しきつい平手を落としてやる。

「も、ももっ!」
「なーに?」

「や、やだっ!」
「じゃーどうすればいいの?」

「…ご、めんなさぃ…」
「はい、よく出来ました♪」

最後に落とした平手にめっちゃ睨まれたけど…
ちょっと、ショックだけど仕方ないよね。

年上は大変だったりするんだけど
でも、こういう可愛い面がみれるのを考えれば

得なのかも。



数時間後


「もも?」(小声)
「なーに?」

「みや、叩かれた感じ?」
「すごーい、その通り!」

「みや、目赤いしね」
「あ、そうだね(笑) 愛理は大丈夫?」

「私は、最近ないから平気」
「それが一番だよね」

「うん、本当に」
「二人でこそこそやめてよ」

「えぇ〜みーやんが痛そうでかわいそうって話してたんだよ」
「ちょ!もも!」

「や〜ん、みーやんこわ〜い」
「っ!うるさいっ!」

そんなやりとりが今日もあったとかなかったとか

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