モーニング荘  完結

□モーニング荘 7
1ページ/1ページ

うちはもう子供じゃない!

痛いの嫌なら少し考えなさい!



【モーニング荘 7】


「あ、ひーちゃんこんなとこにいた」
「あ、どうしたの?」

「おやつできてるよ」
「さんきゅー」

「ん?アルバム?」
「そーあいつらに負けず劣らず目が赤いなぁって…」

「そうだね、ひーちゃんやんちゃすぎだったもん」
「美貴には負けるけどな」

「愛ちゃんが可哀相なとこだよね」
「そうだな」

「あ、これ覚えてるよ 苦笑」
「え?どれ?」

「これ」
「なつかしい、かおりんじゃん 笑」





飯田視点

「こんにちは〜」
「あ、かおりんだ〜」

「久しぶりね、…あれ、ひとみは?」
「ひーちゃんはまだ…」

「…やっぱり来て正解ね」
「かおりん?」

「お土産持ってきたから食べようか?」
「うん♪」


一時間後

「ただいま〜!」
「あら、遅いお帰りで」

あからさまに顔を引きつらせたよっしー

「な、なんでかおりんがいるんだよ?!」
「なんで?私がいてはいけないのかな?」

つめよって目線を合わせると目をそらした

「そ、そんなことないけど…」
「さて、おばさんに呼ばれたわけがわかったわ…」

「…母さんがよんだの?」
「そう、おばさんを困らせちゃだめでしょ?」

「…」
「おばさん、もうすぐ生まれるんだから」

「うっせー」
「中学生になったし、しないつもりだったけど」

「え…」後ずさり中

「久しぶりにしないとだめかな?」
「や、やだっ!」


逃げようとしたって無駄なのはわかってるみたいだけど
やっぱり毎回逃げるのよね…

とっ捕まえてひざの上にロック完了


「やだっ!うちは子供じゃないぞ!」
「そう思うのならいい子にしてなさい」


そして、久しぶりのお仕置きは辛かったのか
思いのほか早く泣きが入ってきた

けど、それで許すほど私は甘くない
本気な泣きするまでゆるしません。



ばちっ
「ふぇ…いたいぃ」
「少し反省しようね」

「た、たかが少し遅くなっただけだろ!」
「もう少し泣く?」

ばっちーん
「つっ!ご、ごめんなさい!」
「もう、もうすぐ妹できるんでしょ?お姉ちゃんになるんだから
おとなしくなさいよ少しくらい…」

「わかった…ごめんなさい」
「はい、じゃー最後!」

びしっ!

「いだっ!」
「はい、おしまい。ケーキ買ってきたから食べましょう」

「おぉ、食べる!」



「その後さ、母さんがカメラもってきて」
「ひーちゃんと私とかおりんでとってもらったんだよね」

「おかげで私だけ目が赤い」
「ほんとだね 笑」


「あやちゃ〜ん、たべちゃうよ〜?」
「ま、まって、たん〜」

「ほらほら、ひとねーも!」
「うしっ、くうぞー!」

「美貴だってまけねー!」
「もう 笑」





姉たちの過去

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ