モーニング荘  完結

□モーニング荘 2
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今日も元気に5人でお留守番!
そして、突っ込みのオンパレード…


【モーニング荘 2】

今日はあいにくの雨
ってか、豪雨

する事なくてつまらない反面
皆うちに居るから焦って探す手間が省けてらっきー♪

ぴかっと光るとゴロゴロと音が鳴る
皆なぜか喜んでるけど…

隅っこで怯えてる子猫が一匹


「…れいな?大丈夫?」
「…うっ…やっ…ふぇぇ…」

なんか、言ってるけど聞き取れないから
愛ちゃんにまかせよう

「あいちゃ〜ん」
「ん?どうしたん?」

「あれ、どうしたらいいと思う?」
「…わからないがし」

「だよね…」


そういっていたら急に歩いてれいなと話し始めた愛ちゃん
そしたら、おもいっきり抱きついたれいな…

みきの時は来なかっただろうがおまえ!
っていう文句は心の中に留めて置こう…


「みきねぇちゃん〜」
「ん?どうしたのさゆ?」

「のみものほしい」
「えりもほしい〜」


「あ、ごめんね」

ジュースをついで楽しそうにおやつを楽しんでる2人に
怯えながらやっとおやつタイムに入った子猫一匹

そろそろ、夕方になる
昨日の内に掘っていた落とし穴


雨だし今日落ちたらみきだったら腰抜かす (悪笑
それを愛ちゃんにむりやり手伝わせ2つ完成させている

ふはは
面白くてしょうがないわww



1時間後




すっかり陽も暮れ始め
夜へと移り変わっている


悲鳴が聞こえた


「え?今のなに?」
「みきねぇぇ、こわいよぉ〜」ビクビク

「あいちゃんえりもこわいぃ」
「みきちゃん、この声…石川さん?」

「もしかして…引っかかった?」
「うそ…」

「「…」」


幼い妹達3人がまとわりついてて
怯えている


しばらくしてがちゃって音がした


「愛ちゃん、タオル持ってきて!」
「わかった!」

玄関へ急ぐと本当に梨華ちゃんで
見事に泥だらけでびしょびしょだった


「い、いらっしゃい…」
「…ありがと」

「お風呂はいる?」
「うん」


梨華ちゃんを風呂場に押し込み今のうちに言い訳をかんがえておかないと
梨華ちゃんは怒ると普通にお尻叩くからまずい


あれが、みきのせいだって知ってそうなそぶりだったし…

「あ、石川さんだった?」
「うん」

「…おこってた?」
「かなり」

「…どうしよう」
「…うん」

「「…」」


「まぁ、元々誰か落とす気だったけどね 笑」
「あ、そうなんだ」

「え?なんだと思ってたの?」
「今日、雨だって知ってるから水ためて泥遊びかと思って」

「まさか〜w」

「そうだったんだね」


そうしたら愛ちゃんじゃない声が後ろからした
その瞬間聞かれても無いのに暴露した事に気がつき

愛ちゃんの顔も引きつっている事に気がついた


「あれ、美貴ちゃんがやったのか」
「え?」

「あ、愛ちゃんも一緒だったみたいだけど
違う事考えてたみたいだから除外かな」

「…」


「さぁ、美貴ちゃんお尻出してこっちおいで?」

「や、やだっ!」
「やじゃないでしょ!雷なってるところに
落とし穴って死ぬかと思ったからっ」

「だって〜梨華ちゃんがはまると思わなかったんだもん」
「それはそれは、私でよかったね?」

「…よくねぇよ ぼそっ」
「まったく、ほらっこっちおいで」

「やだやだ!」

みきがつかまって暴れているところに
愛ちゃんが梨華ちゃんの名前を読んだ

「いしかわさ〜ん」
「ん?どうしたの?」

「あーしも一緒にやったから一緒に怒られる」
「え?でも悪い事しようとしてやったわけではないんでしょ?」

「そうだけど…でも」
「愛ちゃんは明日皆で遊ぼうと思って掘ったんでしょ?」

「うん」
「じゃ、痛い痛いするのは美貴ちゃんだけでいいのよ」

「あーしはあっちに行っててもいいの?」
「うん、もちろん、終わったらご飯にするから待っててね?」

「は〜い」スタスタ


みきは愛ちゃんが説得されてる最中梨華ちゃんの膝の上で抱っこされていた
逃げようとしても逃げられなかったし

愛ちゃんはいっちゃうし
今日はついてないなぁ



「さぁ〜じゃぁ、始めようか」
「やだぁ〜」



30分後



「ふぇぇ〜いたいぃ」
「ほらっ、もうしないんだよ?」

「…」
「もう一回叩かれとく?」

「やっ!もう、しないぃ!」
「はい、おりこうさんです♪」


部屋を出て心配そうな愛ちゃんに
おもちゃで遊んでるけど気にしてる絵里とさゆ

と、こっちに走ってきて抱きついてきたれいな


「みきねぇ〜大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ」

「よかった♪」
頭を撫でてみる

嬉しそうに笑っているれいなを見て
いたずらもほどほどにしようかなと思った


今日のみきちゃんでした


つづく

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